岩崎良美

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赤城山 日帰り登山ガイド|黒檜山・駒ヶ岳を巡る秋の紅葉コースを初心者目線でレポート【群馬】

2024.11.02

「紅葉の季節に、都内から日帰りで登れる百名山はないかな?」——そんなふうに秋の行き先を探している方に、ぜひおすすめしたいのが群馬県の赤城山です。今回は、その最高峰である黒檜山(くろびさん・標高1828m)から駒ヶ岳へと稜線をつなぐ、秋の周回コースを歩いてきました。

結論から言うと、赤城山は「初心者でも達成感をしっかり味わえる百名山」です。歩行時間は約4時間、紅葉に包まれた尾根道、大沼を見下ろす展望、そして湖畔のパワースポット・赤城神社まで、見どころがぎゅっと詰まっています。この記事では、コースの流れや難易度、アクセス、寒暖差の激しい秋の装備まで、これから赤城山に挑戦したい方に向けて、私が実際に歩いて感じたことを正直にお伝えします。

ちなみにこの日は、風邪明けで3週間ぶりの登山。息を切らしながらの山歩きになりましたが、だからこそ「初心者の方が最初に感じる大変さ」もリアルにお伝えできると思います。

コース概要(日帰り・赤城山 黒檜山〜駒ヶ岳 周回)

赤城山ってどんな山?——大沼を囲む、信仰とパワースポットの山

「赤城山」という名前は、実はひとつの峰を指す言葉ではありません。最高峰の黒檜山や駒ヶ岳など、複数のピークが火口湖である大沼(おおぬま)を取り囲むように連なった、山々の総称なのです。カルデラの中に湖と湿原(大沼や覚満淵)が広がる独特の地形で、四季を通じて表情が豊かなのも魅力です。

赤城山を今回の行き先に選んだ理由は、大きく2つあります。ひとつは、都内からでも日帰りでアクセスできて、初心者でも登りやすいこと。もうひとつは、湖畔に建つ赤城神社の存在です。赤城山は古くから信仰を集めてきた山で、赤城神社はパワースポットとしても親しまれています。登山の達成感に加えて、歴史や文化の香りまで一度に楽しめる——それが、私がこの山に惹かれた大きな理由でした。

黒檜山登山口からスタート——3週間ぶり、身体で秋を感じる

登り始めてまず実感したのは、季節がすっかり変わっていたこと。この日、家を出たのは朝4時。登山口に着いたのは6時半ごろで、あたりには霜が降りていて、とても冷えていました。歩き始めの気温は約7度。前回の登山から3週間、しかもその間に風邪をひいていたこともあり、序盤から息が上がって「久しぶりだなあ」と身体に言い聞かせながらの一歩でした。

寒さ対策として、この日はレインウェアの下にフリース、その下に薄手の長袖、いちばん内側にメリノウールのインナーという重ね着で臨みました。さらに今回は思い切って、CW-Xのフルサポートタイプのタイツを新調。膝と腰をしっかり支えてくれるモデルで、履いている方の評判も良かったので「頑張って買ってみた」一枚です。久しぶりの登山でも、脚まわりが守られている安心感がありました(服装と装備の詳しいポイントは記事の後半にまとめています)。

黒檜山登山口からの道は、序盤から高度を上げていく登り。足元にはふかふかの苔、頭上には色づき始めた木々。「葉っぱから秋を感じるなあ」と、ひとつひとつの景色に立ち止まりたくなる、そんなスタートでした。

猫岩の展望台——大沼の紅葉に、思わず足が止まる

しばらく登ると、最初の展望スポット猫岩(ねこいわ)に到着します。ここは見晴らしがよく、眼下に大沼をぐるりと見渡せる絶好の休憩ポイント。眼前に広がったのは、山肌を染める紅葉と、その真ん中に静かに横たわる大沼の景色でした。「わあ、綺麗!」と、思わず声が出てしまうほど。

実は事前に、「紅葉が湖面に映り込んでとても綺麗」という写真をネットで見ていて、それを楽しみにしていました。この日は湖面への映り込みまでは見られませんでしたが、それでも山全体がしっかり色づいていて、この時点でもう十分に満たされた気持ちに。山の紅葉は、その年その日の天気やタイミングで表情を変えるもの。「映り込みはまた次のお楽しみに」と思えるくらい、目の前の景色が素敵でした。

岩がゴロゴロした急登——「今」に集中できる、心地よい時間

猫岩を過ぎると、コースはいよいよ本格的な登りに入ります。ここからは、大小の岩がゴロゴロと転がる道を、ひたすら1時間ほど登り続ける区間。「次はどこに足を置こうか」と考えながら、一歩一歩、慎重に高度を上げていきます。

不思議なもので、この足元に集中する時間が、私はとても心地よく感じられました。普段は、つい先のことや過ぎたことを考えて頭がいっぱいになりがちですが、岩場を登っている間は「今この一歩」だけに意識が向きます。未来の不安も過去の後悔も、すっと遠のいていく感覚。登山がもたらしてくれるこの「マインドフルネス」のような時間が、こんなに気持ちのいいものだとは思いませんでした。息は切れていても、時間を忘れて登っていける——そんな貴重なひとときでした。

ちなみに、この日の行動食はおにぎり2個。水は念のため1.5リットルを持参しました。休憩をこまめに挟みながら、無理のないペースで山頂を目指します。

黒檜山 山頂(1828m)——霜柱と、雲の向こうの富士山

長い登りを越えて、ついに赤城山の最高峰・黒檜山の山頂(1828m)に到着です。「いただきました!」と、思わずガッツポーズ。標高が上がったぶん風が冷たく、気温は9度ほど。手前には富士山が見えるスポットもあったのですが、この日は雲が広がっていて、残念ながらそのお姿は拝めませんでした。予報は晴れでしたが、山ではこういうこともあります。

印象的だったのは、地面にびっしりと立った霜柱。朝の冷え込みで凍りついたものが、日が高くなるにつれて少しずつ溶けていく様子に、季節の移ろいを感じました。山頂から少し進んだ展望スポットからは、雲の切れ間に青空がのぞく方向も。ガスと青空が入り混じる空模様も、秋の高い山ならではの景色でした。

駒ヶ岳へ、そして赤城神社へ——約4時間の締めくくり

山頂を後にしてからは、黒檜山から駒ヶ岳へと稜線をつなぐ縦走路へ。紅葉に包まれた尾根道を歩きながら、秋の赤城山をぐるりと味わっていきます。駒ヶ岳を経て下山したあとは、最後に湖畔の赤城神社へ立ち寄って参拝し、心静かにこの日の山行を締めくくりました。

登る達成感、稜線の紅葉、そして歴史とパワースポット。ぜんぶをおよそ4時間の中で楽しめてしまうのが、この周回コースの贅沢なところだと思います。

装備と服装のポイント(秋の低山・寒暖差対策)

秋の赤城山でいちばん気をつけたいのが、朝晩と日中、そして登山口と山頂の寒暖差です。今回のように登山口で7度前後、山頂で9度前後という日でも、登っている最中は汗ばみます。脱ぎ着で細かく体温を調節できる「重ね着(レイヤリング)」が何より大切です。

手袋や薄手のニット帽など、ちょっとした防寒小物があると、冷え込む朝の登り始めや風の強い山頂で快適さがぐっと変わります。

まとめ:赤城山は「秋デビュー」にぴったりの百名山(私の結論)

今回歩いてみて、赤城山は紅葉シーズンの日帰り登山デビューに、本当にちょうどいい山だと感じました。危険な鎖場はなく、それでいて岩場の登りで「山を登り切った」という手応えはしっかり味わえる。猫岩からの大沼の眺め、稜線の紅葉、山頂の凛とした空気、そして赤城神社のおだやかな余韻——変化に富んだ一日を、約4時間にぎゅっと詰め込めます。

風邪明けで3週間ぶりだった私でも、休憩を挟みながら自分のペースで登り切れました。ポイントは、寒暖差に対応できる重ね着と、無理のない計画。この2つさえ押さえておけば、初心者の方でもきっと素敵な一日になるはずです。

紅葉の季節、都内から少し足をのばして、赤城山で「秋の百名山デビュー」をしてみませんか。あなたの山歩きが、色づく尾根とおだやかな湖の景色でいっぱいになりますように。

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Comments / 視聴者の声

動画へのコメント

YouTubeに寄せられたコメントより

@hohhoh57372024.11.02

毎回楽しみにしています いつもありがとう!!

1返信 1
@沼田徹善2025.05.28

ドローンでの真上からの紅葉🍁したお山様⛰️最高♡でした😃ドローン欲しくなっちゃいましたよ😆

返信 1
@gamilock692024.11.02

いつも癒される❤️ 素敵なドローン映像と壮大な自然😊 お疲れ様でした♪ アヒルじゃ無いよ😂💧

返信 1
@tres-h4y2024.11.06

風邪ひかれてたのですね💦 しばらく更新がないな〜と思っていました。でもいつもの可愛い笑顔で登山されてて安心しました😊 動画のクオリティが益々上がっていて感動でした! よしみちゃん応援してます❤

1返信 1
@nobuchan46492024.11.10

今年は季節の移り変わりが緩やか過ぎて紅葉の色合いが 楽しめないかと思っていましたが良い感じですね!。 撮影も上手です。

返信 1
@山崎七海-g7v2024.11.02

紅葉してますねー 綺麗です! お疲れさまでした 😀

返信 1
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