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大山の紅葉ライトアップをケーブルカーで満喫|夜の絶景・混雑・見どころを登山モデルがガイド【丹沢】
2025.11.23
「紅葉は見たいけれど、長い登りはちょっと大変そう……」。そんな方にこそ知ってほしいのが、丹沢・大山(1,252m)の秋のもみじ祭りに合わせて行われる紅葉のライトアップです。なんと、自分の足で山を登らなくても、ケーブルカーに乗るだけで夜の絶景に会いに行けてしまいます。
この記事では、夕方の会場に到着してからケーブルカーで山上へ上がり、阿夫利神社と大山寺のライトアップを楽しむまでを、実際に訪れた私が順を追ってご紹介します。アクセスやケーブルカーの流れ、初日でも驚くほど混み合う会場の雰囲気、そして行く前に知っておきたい注意点まで、まとめてお届けします。
いつもは昼間に汗をかいて登っている大山ですが、夜の光に照らされた紅葉は、まるで別の山に来たかのよう。登山初心者の方や、小さなお子さん連れ、あまり時間が取れない方にもおすすめできる、特別な秋のお出かけです。
大山の紅葉ライトアップとは(開催概要)
大山は、神奈川県の丹沢エリアにそびえる標高1,252mの霊峰。きれいなピラミッド型の山容で知られ、古くから信仰を集めてきた山です。その大山では、紅葉が見頃を迎える11月下旬に「もみじ祭り」が開かれ、期間中は夜に紅葉がライトアップされます。
私が訪れたのは、そのライトアップの初日。開催期間はこの年は10日間限定ということで、短い秋のごちそうのような催しです。ライトアップの主な舞台になるのは、ケーブルカーの沿線にある大山寺と、山上の阿夫利神社(あふりじんじゃ)の周辺。真っ赤に染まったもみじが夜空に浮かび上がる光景は、昼間の登山では決して味わえないものでした。
いつも登山をしている時間帯はもちろん昼間なので、夜の光に照らされた紅葉は見え方がまったく違います。「山=日中に登るもの」という思い込みを、いい意味で裏切ってくれる楽しみ方です。
アクセス:大山ケーブル駅まで
大山への公共交通アクセスは、小田急線の伊勢原駅が起点になります。駅からバスに乗って終点の大山ケーブルバス停へ向かい、そこから「こま参道」と呼ばれる、みやげ物店や食事処が並ぶ石段の参道を上がっていくと、ケーブルカーの乗り場である大山ケーブル駅に着きます。
参道沿いには昔ながらのお店が軒を連ねていて、歩いているだけでも旅情があります。名物ののれんや看板を眺めながら坂を上がっていくと、少しずつ気分が高まっていきました。
ライトアップは夕方から夜にかけての催しなので、行きは明るくても、帰りはすっかり暗くなります。参道は段差もあるので、歩きやすい靴で出かけるのがおすすめです。
ケーブルカーで一気に山上へ(約6分)
大山ケーブル駅からは、大山ケーブルカーに乗って一気に高度を上げます。ケーブルカーは途中の大山寺駅を経て、終点の阿夫利神社駅まで約6分。歩けば汗だくになる道のりを、座ったままあっという間に登ってしまえるのが、この楽しみ方の最大の魅力です。
私が訪れた日の到着は夕方4時20分ごろ。日の入りが4時半ごろだったので、ちょうど日没と入れ替わりのタイミングでした。車窓の外はみるみる暗くなっていき、乗っているうちにあたりは一気に夜の顔に変わっていきます。
この日の最終ケーブルは夜7時とのことでした。ライトアップ期間中はケーブルカーが通常より遅い時間まで運行してくれるようですが、時刻は日によって変わる可能性があるので、帰りの最終便は必ず現地の掲示で確認してから動くのが安心です。晴れた日中であれば、山上からは眼下に相模湾、その先の江の島や三浦半島、房総半島や伊豆大島まで見渡せる大展望の山でもあります。
見どころ①:阿夫利神社駅とお正月のような雰囲気
終点の阿夫利神社駅で降りると、そこはもう夜の世界。灯りに照らされた境内には人がたくさん集まっていて、まるで大晦日やお正月の初詣のような、独特のにぎわいに包まれていました。「なんだかお正月みたい」という声があちこちから聞こえてきて、その言葉にとても納得したのを覚えています。
阿夫利神社は、はるか昔からこの地に祀られてきた由緒あるお社です。大山は江戸の頃から「大山講」と呼ばれる参拝の集団が組織されるほど信仰を集め、家内安全や商売繁盛を願う人々でにぎわってきました。そんな歴史ある場所を、夜にゆっくり歩いて回ったのは私も初めて。知らなかった一角がいくつもあって、昼間とはまた違う発見がありました。
初日ということもあり「今日はまだ人が少ないかも」と思っていたのですが、それでも境内は十分に混雑していました。秋というより、もう冬の入り口のような凛とした空気が漂い、しっぽりとした夜の山の情緒も味わえます。
見どころ②:大山寺のもみじライトアップ(メインスポット)
ライトアップの一番の見どころは、ケーブルカーの中間駅である大山寺駅で降りてすぐの、大山寺の紅葉です。ここがまさにメインスポット。石段の両脇を彩るもみじが下から照らし上げられ、赤や朱色の葉が夜闇に鮮やかに浮かび上がる様子は、思わず声が漏れるほどの美しさでした。テレビの撮影クルーが入っているのを見かけたほどで、その注目度の高さがうかがえます。
ただ、あまりに見とれてしまうと足元がおろそかになりがちです。石段では上ばかり見て歩くと危ないので、手すり側に寄って、立ち止まる時と歩く時をきちんと分けるのがおすすめです。
境内では温かい食べ物を売る屋台も出ていました。冷えた体に、湯気の立つひと品はごちそう。ひとつ200円ほどの気軽なもので、火のそばで温まりながらいただくと、それだけで幸せな気持ちになりました。夜の山歩きは思った以上に体が冷えるので、こうした温かいものがあるのは本当にありがたいです。
混雑と回り方のコツ
正直にお伝えすると、初日でもかなりの人出でした。ライトアップは人気の催しなので、土日はさらに混み合うことが予想されます。ゆっくり写真を撮りたい方や、人混みが苦手な方は、できれば平日を狙うか、点灯直後の比較的早い時間帯に上がってしまうのがよいと思います。
もう一つ大切なのが時間の感覚です。夕方に到着してから、あたりが真っ暗になるまでは本当にあっという間。「まだ明るいから大丈夫」と油断していると、気づけば足元が見えないほどの闇になっています。日の入りの時刻を事前に調べておき、暗くなる前に主な見どころを一巡りしておくと、後がゆっくり楽しめます。
そして帰りは、最終ケーブルの時刻から逆算して動くこと。混雑時は乗り場に列ができることもあるので、時間には余裕を持って引き返しましょう。
行く前に知っておきたい注意点
最後に、夜の大山を安心して楽しむためのポイントをまとめておきます。
- 防寒はしっかりと:山上の夜はぐっと冷え込みます。秋というより冬に近い体感なので、一枚多めに羽織るものを持っていきましょう。
- 歩きやすい靴で:こま参道や大山寺の石段は段差が多く、暗い中を歩くことになります。滑りにくい靴が安心です。
- 足元を優先する:ライトアップに見とれて上を見ながら歩くのは危険。石段では手すり側に寄り、写真は立ち止まって撮りましょう。
- 時間管理を忘れずに:日の入り時刻と最終ケーブルの時刻を必ず確認。暗くなるのは驚くほど早いです。
- 混雑を前提に:初日でも十分な人出。土日はさらに混むので、時間帯や曜日をずらす工夫を。
まとめ:夜の大山は「歩かない紅葉登山」の新定番
大山の紅葉ライトアップは、ケーブルカーを使えば体力に自信がない方でも気軽に楽しめる、贅沢な秋のお出かけでした。真っ赤に染まった大山寺の石段、お正月のようなにぎわいに包まれた阿夫利神社、そして冷えた体を温めてくれる屋台の一品。いつも昼間に登っている山が、夜になると光と静けさをまとって、まったく別の表情を見せてくれます。
普段の登山とはひと味違う楽しみを満喫できた、忘れられない夜になりました。開催は期間限定なので、秋にお時間のある方は、ぜひ暗くなった大山へ足を運んでみてください。次はぜひ、明るいうちに山頂まで登って、この山の全部の顔を見比べてみるのもおすすめです。
安全に気をつけて、あなたも大山の秋の夜を楽しんでみてくださいね。
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Comments / 視聴者の声
動画へのコメント
YouTubeに寄せられたコメントより
凄いです!燃えるような紅葉 良い物を見せてもらいました お疲れさまでした👍
登山ガチ勢には、あまり知られていない大山の楽しみ方ですね…。 これはこれで良き!
ライトアップされて暗闇に浮かぶ深紅の紅葉は厳かで心が引き込まれますね そんな人間たちを眺めに来たお猿さんも満足していたかな😊 素敵な映像ありがとうございます
夜の映像はまた趣があり印象がいつもと違いますね 神社のなかは入った事無かったです 人が多くてビックリ👀 今年の紅葉🍁は冷え込みが急に来たせいか色づきが良いですね 貴重な投稿ありがとうございます!🎉
観光した気分になれました。ありがとうございます。こちらの「大山」にもいつか足を運んでみたいです。昔から人が開いた山には歴史が詰まっていてそれを感じに行くのは楽しいですよね!
これは綺麗ですね~、除夜の鐘の音に心が癒されます♪ ケーブルカーでみんなスマホで動画撮ってるの面白かったです😆 和風のBGMと映像のマッチングも素晴らしかったです♪



