岩崎良美

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深夜2時の高尾山ナイトハイク記録|1号路でご来光へ・帰りは蛇滝コース

2026.05.01

※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。価格・仕様は動画公開時点のものです。

深夜2時の高尾山。暗闇への不安を抱えながらカメラマンと歩き出した先に待っていたのは、言葉を失うほど美しいご来光と富士山でした。

静寂に包まれた夜の山は、いつもの高尾山とはまったく違う表情を見せてくれます。「ナイトハイクって実際どうなの?」と気になっている方に向けて、タイムラインと一緒に正直にレポートします。

コース概要

漆黒の1号路を照らす、12,300ルーメンの安心感

午前2時、丑三つ時の高尾山口。駐車場で見た気温は7度。春とはいえ深夜の空気は冷たく、「夜間は大変危険」という看板の先には、数メートル先も見えない闇が広がっていました。正直、怖い。

ここで今回の相棒、フラッシュライト「WUBEN X1 Pro」(メーカー様からのご提供品です)を点灯。最大12,300ルーメンという明るさはまるで車のハイビームのようで、足元どころかかなり先の登山道まで昼間のように照らし出してくれます。この光があるだけで「怖さ」が「安心感」に変わりました。

道が分かりやすい場所ではライトを消して、バッテリーを温存しながら進みます。すると目に入るのは、夜の静寂に咲く夜桜と、綺麗な星空。ライトの光とはまた別の、ナイトハイクならではの美しさです。気づけば2.1km歩いて、ケーブルカー駅の近くまで来ていました。眼下に広がる夜景に、どこかホッとする温かさを感じます。

煩悩を数える「鬼の階段」と夜の薬王院

450歳という「タコ杉」に挨拶して、「開運ひっぱりだこ」で今年の開運祈願。夜の薬王院は、日中の賑わいが嘘のような静けさに包まれています。

男坂と女坂の分岐では、男坂——通称「鬼の階段」へ。一段ずつ数えながら登っていくと、ちょうど108段で登り切りました。人間の煩悩と同じ数です(ちなみに目黒雅叙園の有名な「百段階段」は99段しかないそうです)。自分の足音だけが響く中で一段ずつ煩悩を払っていくような、厳かな気持ちになりました。

道中では、タヌキかと思ったらハクビシンに遭遇。こちらをじっと見て、闇に消えていきました。夜の山は野生動物たちの時間。「お邪魔しています」という気持ちで歩かなければ、と実感した瞬間です。

山頂で味わう肉うどんと、神々しい富士山

午前4時すぎ、標高599mの高尾山頂に到着。さすがに誰もいません。風のない場所を見つけて日の出を待ちます。時刻は4時16分、日の出は5時17分——ちょうどあと1時間。

カイロを握りながら、ジェットボイルでお湯を沸かして肉うどんを作りました。気温7度の山頂で食べる熱々のうどんは、どんな高級料理よりも体に染み渡ります。反対側の空には月。少しずつ空が白み始めると、信じられないほどくっきりした富士山のシルエットが浮かび上がってきました。

そして5時17分、山の端から太陽が顔を出し、あたりをオレンジ色に染めていきます。暗闇を歩いて寒さに耐えて待ったからこそ、この光の温かさは格別でした。深夜2時に出発した甲斐があったと、心から思える瞬間です。

下山は初めての「蛇滝」コースへ

ご来光に大満足した後、5時51分に4号路で下山開始。メインの吊り橋を渡り、2号路へ。そして今回初めて、蛇滝(じゃたき)方面へ足を伸ばしてみました。

蛇滝へ続く道は1号路と違って、より自然のままの登山道らしい雰囲気。川の水は透き通り、岩屋大師ではお線香の香りが漂う厳かな空気を感じられました。琵琶滝を通って6号路に出る頃にはすっかり朝。7時ごろには、これから登る大勢の登山者と「おはようございます」と挨拶を交わしながら、私たちの長い朝が終わりました。

この山行で使った道具

ナイトハイクの主役は照明です。今回使ったWUBEN X1 Proは、最大12,300ルーメンとアクティブクーリング(冷却ファン)搭載のハイパワーライト。スマートフォンへの充電もできるので、非常用の電源としても心強い存在でした。詳しいレビューは動画の最後(23:08〜)でお話ししています。

そのほか、日の出待ちの防寒着(フリース+カイロ)と、温かい食事を作れるバーナー(ジェットボイル)が体感的な必須装備です。夜の山頂は想像以上に冷えます。

まとめ:私の結論

初めての深夜2時からのナイトハイク。正直、最初は暗闇が怖かったです。でも、信頼できるライトとしっかりした防寒があれば、日中には決して見られない「静寂の美しさ」と「光の世界」に出会えます。

特に、山頂でご来光を待つ1時間は、自分と向き合える貴重な時間でした。熱いうどんをすすりながら眺めた富士山と日の出は、一生忘れられない思い出です。

タイトルの通り——怖さより、美しさが勝ちました。これから暑くなる季節、涼しく歩けるナイトハイクはとてもおすすめです。ただし、十分な光量のライト・防寒対策・無理のない計画が大前提。安全を確保した上で、あの朝の感動をぜひ味わってみてください。

WUBEN X1 Pro フラッシュライト(12,300lm)

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