岩崎良美

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蓼科山 日帰り登山レポート|七合目登山口から「諏訪富士」の360度パノラマへ

2026.06.12

※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。価格・仕様は動画公開時点のものです。

日本百名山のひとつ、長野県の蓼科山(たてしなやま・2,531m)を日帰りで歩いてきました。円錐形の美しい山容から「諏訪富士」と呼ばれるこの山は、距離は短いのに登りごたえのある急登と、独立峰ならではの360度大パノラマが魅力です。

「短いから初心者向きかな」と思って選んだ山で、実際に歩いて感じたギャップも含めて、正直にレポートします。これから蓼科山を計画している方の参考になれば嬉しいです。

コース概要

距離2.5kmという数字だけ見ると短く感じますが、そのぶん一気に標高を上げる急登が続くルートです。

爽やかな森から始まる「諏訪富士」への道

スタートは七合目登山口。この日の東京は湿度が上がってベタつく陽気でしたが、ここは爽やかな風が流れて湿度も低く、歩いていて本当に気持ちのいい森です。北八ヶ岳らしい苔むした森を抜けながら、少しずつ高度を上げていきます。

蓼科山は、整った円錐形の姿から「諏訪富士」として古くから親しまれてきた山。ただ、遠くから見る優美な印象とは裏腹に、登山道はずっとガレ場・ざれ場が続きます。足元を意識しながら歩かないと危ない箇所もあるので、序盤から気を抜かずに進みました。

将軍平を過ぎると、「岩の壁」が始まる

中間点の将軍平を過ぎると、ここからが蓼科山の本番でした。

目の前に現れるのは、大岩が積み重なった急登。「登山というより、もはや岩登り」と感じるほど一歩が重く、浮石も多いので一瞬も気が抜けません。それでも「岩、岩、楽しい!」と自分を奮い立たせながら登っていくと、森林限界を超えて一気に視界が開けます。振り返ったときの景色の美しさは、この急登のご褒美です。

山頂、「神様の目線」の360度パノラマ

岩の壁を登り切って山頂に立った瞬間、目の前に広がったのは想像を超える景色でした。蓼科山の山頂は広大な岩の台地になっていて、遮るものが何もありません。360度どの方角も開けていて、まるで神様の目線に立ったかのような開放感に包まれます。

山頂には蓼科神社の奥宮が鎮座しています。「無事に登らせてくれてありがとうございます」と感謝を伝えながら、諏訪の人々がこの山を「富士」と呼んで大切にしてきた理由が、山頂に立ってようやく腑に落ちました。あんなにきつかった登りの疲れは、この景色ですべて吹き飛びました。

この山行で使った道具

今回の山行では、GPSウォッチ「Suunto Vertical 2」を使いました(本動画はSuunto様とのコラボレーションです)。ルートナビゲーションと心拍・標高の管理を任せられるので、急登の続く山でのペース配分にとても助けられました。詳しい使用感は動画の後半(11:10〜)でレビューしています。

撮影機材はLumix GH5・DJI Osmo Pocket 3・DJI Mini 4 Pro。山頂のパノラマはドローンの空撮でもお届けしているので、ぜひ動画でご覧ください。

まとめ:私の結論

蓼科山は「短距離だけれど、非常に濃密な山行が楽しめる山」でした。

正直なところ、登る前は「距離が短いから初心者にいいかな」と思っていました。でも実際は大きな岩のガレ場急登が続き、手を使って登る場面もあります。登山靴のグリップを効かせて浮石に注意しながら歩く必要があるので、登山を始めたばかりの方は装備をしっかり整えて、時間に余裕を持って挑戦するのがおすすめです。

その先に待っている360度の大パノラマは、一度味わうと忘れられません。皆さんもぜひ、諏訪富士の頂から見える世界を確かめに行ってみてください。

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