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塔ノ岳 大倉尾根 日帰り登山|通称「バカ尾根」を往復してリフレッシュ。コースタイム目安と山頂の大展望をモデルがガイド
2024.05.18
「登山を始めてみたいけれど、いきなり難しい山はちょっと不安」「都心から日帰りで、しっかり歩いて気持ちをリフレッシュしたい」——そんな方にぴったりなのが、神奈川・丹沢の塔ノ岳(とうのだけ・1491m)です。今回は、玄関口の大倉バス停から名物の大倉尾根を登り、同じ道を戻る往復(ピストン)の日帰り登山に出かけてきました。
大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれる、階段の続く長い尾根。歯ごたえはありますが、道はよく整備されていて迷いにくく、途中に山小屋も点在します。だからこそ、コースタイムを意識して自分のペースで歩けば、初めての本格登山にもぴったりの一座です。この記事では、コースの様子や難易度の目安、山頂からの大展望、そして「塔ノ岳」という名前の由来にまつわる歴史まで、私が実際に歩いて感じたことを正直にお伝えします。
なお、コースタイム・距離・標高差はあくまで目安です。最新の登山道や交通の状況は、お出かけ前に各公式情報で必ずご確認ください。
コース概要(大倉尾根ピストン・日帰り)
- 山名:塔ノ岳(1491m)/神奈川県・丹沢山地。表丹沢エリアの最高峰
- 位置:秦野市・清川村・山北町の境にそびえる山
- ルート:大倉バス停 〜 大倉尾根(通称「バカ尾根」)〜 堀山の家 〜 花立山荘 〜 金冷し 〜 塔ノ岳(往復)
- 標高差:大倉(標高約290m)から山頂まで、標高差およそ1,200m
- 距離・コースタイム目安:往復約14km/登り約3時間30分〜4時間、休憩込みで往復およそ6〜7時間
- アクセス:小田急小田原線「渋沢駅」北口からバスで約15分、終点「大倉」下車
- 難易度:★★☆☆☆〜★★★☆☆。危険な岩場や鎖場は少なく道は明瞭ですが、登りが延々と続くため体力勝負。コースタイムを意識して、こまめに休憩をとるのがおすすめです
大倉バス停スタート——名物「バカ尾根」へ
登山口となる大倉バス停は、都心からのアクセスの良さが大きな魅力。駅からバスに揺られて、あっという間に登山の起点に立てます。今回のテーマは「コースタイムを意識して歩くこと」。だらだら歩くのではなく、標準タイムを目安に、無理のないペースを保つことを心がけました。
歩き始めてすぐに始まるのが、丹沢名物の大倉尾根です。この尾根、別名を「バカ尾根」といいます。登山用語で「ただ長いだけの単調な階段が延々と続く」ことを指す呼び名で、そのハードさを「バカみたいに登る」と例えたのが由来だそう。名前だけ聞くと身構えてしまいますが、裏を返せば、危険な難所が少なく、ひたすら足を前に出せば標高が稼げるということでもあります。この日は初夏の陽気で少し汗ばむくらいでしたが、木陰の多い道に助けられながら、一歩ずつ高度を上げていきました。
堀山の家まで——山小屋が点在する安心のルート
大倉尾根の心強いところは、コース上に山小屋がいくつも点在していること。休憩や水分補給、いざというときの拠点として、とても頼りになります。道もよく整備されていてルートが明瞭なので、初めての方でも安心して歩ける尾根です。
登り始めからしばらく進むと、途中の標識に「大倉バス停まで◯◯km」と、これまで歩いてきた距離が表示されていて、良いペースメーカーになりました。今どのくらい登ってきたのかが数字で分かると、気持ちの区切りがついて頑張れます。そうしてコツコツ登り、この日は堀山の家に到着。まだ道半ばですが、山小屋に着くたびに「よし、ここまで来た」とひと息つけるのが、大倉尾根のありがたさです。
花立山荘・金冷しを越えて山頂へ
堀山の家から先も、大倉尾根の階段は続きます。森を抜けて視界が開けてくると、途中の花立山荘あたりからは背後に大きな展望が広がり始めます。ここまで来れば山頂まではもうひと踏ん張り。
尾根が細くなる金冷しの分岐を過ぎると、いよいよ塔ノ岳の山頂が近づいてきます。長い登りの最後は、達成感を先取りするように足取りも軽くなりました。コースタイムを意識して歩いてきたおかげで、大きくペースを崩すことなく登り切ることができました。
塔ノ岳の名の由来「お塔」——信仰の山の歴史
塔ノ岳は、豊かな自然と大展望だけでなく、信仰の山としての歴史を併せ持つ山です。江戸時代末期から昭和の初めにかけては、雨乞いや害虫除けを祈願する地元の農家の人々でにぎわっていたと伝えられています。
「塔ノ岳」という名前の由来もここにあります。かつて山頂には、「お塔(オトウ)」と呼ばれて崇められた巨岩がありました。この岩こそが山名のもとになったとされ、後に尊仏岩(そんぶついわ)とも呼ばれた信仰の対象です。残念ながら岩は関東大震災で崩落してしまい、今はその跡地に石碑が祀られています。ただ景色を眺めるだけでなく、こうした背景を知ってから登ると、同じ山頂でも見え方が少し変わってくるから不思議です。
山頂は丹沢随一の大展望台
大倉尾根から続く塔ノ岳の山頂部は、広々と開けた大展望台。ここが塔ノ岳のいちばんのごほうびです。
丹沢山地は、大きく表丹沢・東丹沢・西丹沢・北丹沢の4つのエリアに分けられ、塔ノ岳はそのうち表丹沢エリアの最高峰にあたります。山頂からは、日本百名山の丹沢山や、丹沢山地の最高峰蛭ヶ岳(ひるがたけ)をはじめとする丹沢の山々はもちろん、天気が良ければ富士山や南アルプスの峰々、さらには房総半島・三浦半島・相模湾、そして江ノ島まで見渡すことができます。まさに「丹沢随一の展望台」と呼ぶにふさわしい、360度のパノラマが広がります。長い階段を登り切った体に、この眺めは何よりのごほうびでした。
山頂ランチはモンベルの「リゾッタ」
山頂でのお楽しみといえば、やっぱりごはん。この日私が選んだのは、モンベルの「リゾッタ」です。わずか3分ほどで調理できるアウトドア用のごはんで、荷物を軽くしたい登山にはうってつけ。
実際に食べてみると、ふんわりとした食感で、登りで疲れた体にもするりと入ってきて、とてもおいしくいただけました。大展望を眺めながらの温かい一杯は格別で、「これを食べるために登ってきたようなもの」と思えるほど。手軽さと満足感を両立できるので、山頂ランチの選択肢として素直におすすめできる一品でした。
まとめ:はじめての塔ノ岳にも、リフレッシュ登山にも(私の結論)
塔ノ岳は、危険な難所こそ少ないものの、大倉尾根(バカ尾根)の長い登りをどう歩ききるかが鍵になる山でした。だからこそ、コースタイムを意識して自分のペースを保ち、山小屋でこまめに休みながら登れば、初めての本格登山でもしっかり山頂に立てる懐の深さがあります。
ポイントを整理すると——
- アクセス抜群:渋沢駅からバスで大倉へ。都心から日帰りで行ける
- 道は明瞭・山小屋が点在:迷いにくく、休憩の拠点が多いので安心
- 鍵は体力とペース配分:バカ尾根は長い階段。コースタイムを目安に無理なく
- ごほうびは大展望と歴史:富士山・南アルプス・相模湾・江ノ島までの360度パノラマと、「お塔」に由来する信仰の物語
しっかり歩いて汗をかき、山頂の大展望で心を洗われる——塔ノ岳は、日常を離れてリフレッシュするのにちょうどいい山でした。もっと歩きたくなったら、山頂から日本百名山の丹沢山まで足をのばすロングコースも待っています。まずはこの大倉尾根の往復から、あなたも表丹沢の魅力に触れてみてください。安全第一で、素敵な山歩きを。
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Comments / 視聴者の声
動画へのコメント
YouTubeに寄せられたコメントより
登山の魅力伝わってきます。素敵な映像をありがとうございます😊
もうすぐだよ♡ 明後日鍋割からの塔ノ岳行ってきますw 動画で予習ができてありがたきw
初めまして岩崎さん いつも楽しく拝見させてもらってます お洒落だし映像も綺麗だしわかりやすく解説もしてくれてるし とても見やすく参考にさせてもらっていま〜す😊 塔ノ岳いいですよね〜 私もこの前タイムを気にして登ってきました😉
本当お疲れ様です。😃😃晴天にも恵まれましたね😃😃僕修験道にも興味あるので、興味深く拝見しました。😄😄山の綺麗な景色と岩崎さんのキラキラした笑顔に癒やされました。😄😄岩崎さんの動画拝見するのルーティンになりました。😃😃これからも楽しみにしてます😊😊
富士山🗻が見える❤お山様🏔´-は❣️やっぱり良いですね😆 お山様🏔´-に登ってる時の❤ そよ風って😃なんで あんなに気持ちいいんですかね😆
スタイルいいね 鹿とかに会えるから馬鹿尾根もいいルートですよ



