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棒ノ折山(棒ノ嶺)日帰り登山|白谷沢のゴルジュと沢歩きが最高。Suunto Vertical 2で"心拍登山"を試した正直レポート
2026.04.17
埼玉県・飯能(はんのう)市の棒ノ折山(ぼうのおれやま/棒ノ嶺・969m)へ、白谷沢(しらやざわ)コースで日帰り登山に行ってきました。この山を選んだ理由は2つ。ひとつは「プチ沢登り」が楽しめること、もうひとつはゴルジュ帯の迫力がすごいという評判です。
これから暑くなる季節、沢沿いの涼を求めて歩くにはぴったりの一座。しかも今回は、GPSウォッチ「Suunto Vertical 2」で心拍を見ながら"疲れにくい登り方"を試すという、いつもと少し違うテーマも持って登りました。この記事では、白谷沢の沢歩きの魅力から、心拍データで変わった登山体験まで、正直にレポートします。
コース概要
- 山名:棒ノ折山(棒ノ嶺・969m)・奥武蔵/埼玉県と東京都の境
- ルート:白谷沢登山口 〜 ゴルジュ帯(沢沿い)〜 岩茸石(いわたけいし)〜 ゴンジリ峠 〜 棒ノ折山 山頂(往復ピストン)
- 距離・標高差:総距離 約9km/累積標高差 約700m
- 特徴:前半は沢沿いの岩場と滝が連続する変化に富んだ道。後半は樹林の急登。山頂は広く、東屋やベンチがあり休憩しやすい
- アクセス・駐車:白谷沢登山口に駐車スペース(数台)あり
白谷沢のゴルジュ帯|沢の涼と、迫力の"岩の廊下"
登山口を出発してすぐ、このコースのハイライト白谷沢のゴルジュ帯が始まります。ゴルジュとは、両側を岩に挟まれた細くて深い沢や谷を指す登山用語(フランス語由来)。第1、第2と現れるゴルジュは、人が通るとその大きさが際立つほどの迫力で、狭い岩の間を沢の水が流れる光景に何度も足が止まりました。「都心から近いのに、こんなに非日常が味わえるなんて」と、評判どおりの景色です。
道中には藤懸(ふじかけ)の滝や天狗の滝といった見どころが続き、ずっと水の音を聞きながら登れるのが本当に癒し。沢沿いなので体感も涼しく、これからの暑い時期にこそおすすめしたいコースです。岩場は濡れていると滑りやすいので、ロープ場や渡渉は足元をよく見て慎重に進みました。清流にはカジカガエルも。6〜7月に響く美しい鳴き声は、沢ならではの夏の風物詩だそうです。
岩茸石からゴンジリ峠、そして真っ白な山頂へ
沢を抜けると一度林道を横断し、ここからは本格的な登り。大きな岩の岩茸石を過ぎ、ゴンジリ峠へと高度を上げていきます。ゴルジュの涼やかさから一転、汗をかく急登ですが、着ていたモンベルのメッシュ素材が快適で、汗をかいてもすぐ乾いてくれました。
山頂が近づくと、あたりは一面のガスで真っ白。「きっとすごい景色が広がっているはず…なのに真っ白です」と笑うしかない展望でしたが、山頂に着く頃には少し青空がのぞき、光が差して山並みも見えてきました。棒ノ折山の山頂は広々としていて、東屋やベンチ・テーブルもあり、小さなお子さんも登っていて和やかな雰囲気。約3時間かけて登り切ったご褒美の一杯が、しみわたりました。
Suunto Vertical 2で"心拍登山"を試してみた
今回いちばん試したかったのが、GPSウォッチ「Suunto Vertical 2」を使った登り方です(本動画はSuunto様とのコラボレーションです)。
テーマは「心拍数を130くらいに保つと疲れにくい」という登り方。実際にやってみると、坂に差しかかるとすぐ150前後まで上がってしまうのですが、そこでペースを落として心拍を整える…を繰り返すと、驚くほど脚に疲れが残りにくいと実感しました。ジムでも「運動して休んで」を繰り返すように、自分の体をデータで見ながら一定に保つのは、理にかなっているんですね。
もうひとつ心強かったのが、ガスで真っ白になった山頂付近。手元の地図で現在地が分かるので、視界がなくても迷う不安がありません。下山時に「あとどれくらいか」がすぐ分かるのも、疲れてきた終盤にとても便利でした。感覚だけで登っていた山が、心拍やペースを"記録"することで違う面白さに見えてくる——「スマートウォッチって本当に必要?」と迷っている方には、一度試す価値ありだと感じました。
まとめ:私の結論
棒ノ折山は、沢歩きの楽しさと岩歩きの充実感が詰まった、暑い季節にうれしい一座でした。標高969mと数字は控えめでも、ゴルジュ・滝・急登と変化に富み、歩きごたえは十分。岩場歩きが好きな方はきっと夢中になれます。
ポイントを整理すると——
- 狙い目の季節:沢沿いで涼しく、これからの暑い時期にぴったり。ただし岩場は濡れると滑るので足元注意
- 歩き方:心拍を一定に保つ意識で、脚の疲れをぐっと減らせる。ガスの日は地図(GPS)があると安心
- 服装:汗をかく急登があるので、速乾のメッシュ素材+日差し対策の帽子が快適
水の音に癒されながら、非日常の渓谷美を気軽に味わえる棒ノ折山。気になる方は、ぜひ訪れてみてください。



