岩崎良美

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棒ノ折山(棒ノ嶺)日帰り登山|白谷沢のゴルジュと沢歩きが最高。Suunto Vertical 2で"心拍登山"を試した正直レポート

2026.04.17

埼玉県・飯能(はんのう)市の棒ノ折山(ぼうのおれやま/棒ノ嶺・969m)へ、白谷沢(しらやざわ)コースで日帰り登山に行ってきました。この山を選んだ理由は2つ。ひとつは「プチ沢登り」が楽しめること、もうひとつはゴルジュ帯の迫力がすごいという評判です。

これから暑くなる季節、沢沿いの涼を求めて歩くにはぴったりの一座。しかも今回は、GPSウォッチ「Suunto Vertical 2」で心拍を見ながら"疲れにくい登り方"を試すという、いつもと少し違うテーマも持って登りました。この記事では、白谷沢の沢歩きの魅力から、心拍データで変わった登山体験まで、正直にレポートします。

コース概要

白谷沢のゴルジュ帯|沢の涼と、迫力の"岩の廊下"

登山口を出発してすぐ、このコースのハイライト白谷沢のゴルジュ帯が始まります。ゴルジュとは、両側を岩に挟まれた細くて深い沢や谷を指す登山用語(フランス語由来)。第1、第2と現れるゴルジュは、人が通るとその大きさが際立つほどの迫力で、狭い岩の間を沢の水が流れる光景に何度も足が止まりました。「都心から近いのに、こんなに非日常が味わえるなんて」と、評判どおりの景色です。

道中には藤懸(ふじかけ)の滝や天狗の滝といった見どころが続き、ずっと水の音を聞きながら登れるのが本当に癒し。沢沿いなので体感も涼しく、これからの暑い時期にこそおすすめしたいコースです。岩場は濡れていると滑りやすいので、ロープ場や渡渉は足元をよく見て慎重に進みました。清流にはカジカガエルも。6〜7月に響く美しい鳴き声は、沢ならではの夏の風物詩だそうです。

岩茸石からゴンジリ峠、そして真っ白な山頂へ

沢を抜けると一度林道を横断し、ここからは本格的な登り。大きな岩の岩茸石を過ぎ、ゴンジリ峠へと高度を上げていきます。ゴルジュの涼やかさから一転、汗をかく急登ですが、着ていたモンベルのメッシュ素材が快適で、汗をかいてもすぐ乾いてくれました。

山頂が近づくと、あたりは一面のガスで真っ白。「きっとすごい景色が広がっているはず…なのに真っ白です」と笑うしかない展望でしたが、山頂に着く頃には少し青空がのぞき、光が差して山並みも見えてきました。棒ノ折山の山頂は広々としていて、東屋やベンチ・テーブルもあり、小さなお子さんも登っていて和やかな雰囲気。約3時間かけて登り切ったご褒美の一杯が、しみわたりました。

Suunto Vertical 2で"心拍登山"を試してみた

今回いちばん試したかったのが、GPSウォッチ「Suunto Vertical 2」を使った登り方です(本動画はSuunto様とのコラボレーションです)。

テーマは「心拍数を130くらいに保つと疲れにくい」という登り方。実際にやってみると、坂に差しかかるとすぐ150前後まで上がってしまうのですが、そこでペースを落として心拍を整える…を繰り返すと、驚くほど脚に疲れが残りにくいと実感しました。ジムでも「運動して休んで」を繰り返すように、自分の体をデータで見ながら一定に保つのは、理にかなっているんですね。

もうひとつ心強かったのが、ガスで真っ白になった山頂付近。手元の地図で現在地が分かるので、視界がなくても迷う不安がありません。下山時に「あとどれくらいか」がすぐ分かるのも、疲れてきた終盤にとても便利でした。感覚だけで登っていた山が、心拍やペースを"記録"することで違う面白さに見えてくる——「スマートウォッチって本当に必要?」と迷っている方には、一度試す価値ありだと感じました。

まとめ:私の結論

棒ノ折山は、沢歩きの楽しさと岩歩きの充実感が詰まった、暑い季節にうれしい一座でした。標高969mと数字は控えめでも、ゴルジュ・滝・急登と変化に富み、歩きごたえは十分。岩場歩きが好きな方はきっと夢中になれます。

ポイントを整理すると——

水の音に癒されながら、非日常の渓谷美を気軽に味わえる棒ノ折山。気になる方は、ぜひ訪れてみてください。

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