Blog
仏果山・高取山 日帰り登山|東丹沢の展望台から宮ヶ瀬湖と東京を一望。膝痛と「やりたいことの賞味期限」を考えた一日
2025.12.19
東丹沢の仏果山(ぶっかさん・747m)と高取山(たかとりやま・705.7m)へ、日帰りで登ってきました。ふたつの山頂にそれぞれ高い展望台が立っていて、そこから見下ろす宮ヶ瀬湖(みやがせこ)や丹沢の山々、そして遠くに霞む東京のビル群まで——低山とは思えない大展望が待っている山です。
電波が切れて、比べることも急ぐこともなくなる。そんな静かな時間の中で、この日は下山中の思わぬ膝の痛みや、最近読んだ一冊の本のことまで、いろいろ考えながら歩きました。この記事では、コースの様子と展望台の絶景、そして膝が痛くなった時の対処まで、正直にレポートします。
コース概要
- 山名:仏果山(747m)・高取山(705.7m)・東丹沢(神奈川県)
- ルート:仏果山登山口バス停 〜 仏果山 〜 高取山 〜(往路を戻る)〜 別所(べっしょ)温泉
- 距離・コースタイム目安:全体で約5km/標高差およそ600m/参考タイム約4時間
- 特徴:両山頂に鉄塔のような展望台があり、宮ヶ瀬湖・丹沢・東京方面まで見渡せる。軽めのハイキングにちょうどよく、下山後に温泉に寄れる
仏果山へ|宮ヶ瀬湖を見下ろす、スリルの展望台
仏果山登山口のバス停からスタート。この日は朝の気温13℃と冷え込みましたが、寒いぶん空気が澄んで、後ろにはさっそく宮ヶ瀬湖が見えていました。ジグザグの登山道を、脱ぎ着で体温を調整しながら登っていきます。人が少なく、とても気持ちよく歩けるのがこの山のいいところ。
約1時間半ほどで仏果山の山頂(747m)へ。山頂のすぐそばには高い展望台が立っていて、さっそく登ってみます。自然の中の人工的な高い構造物は、正直ちょっと怖い…のですが、登り切った先に広がるのは宮ヶ瀬湖と丹沢の山々の大パノラマ。「めっちゃ綺麗!」と思わず声が出る絶景でした。
高取山と、東京まで見渡す展望|そして膝痛との闘い
食事をして、次は高取山へ。仏果山からは500mほどで、そう遠くありません。ところがこの移動の途中で、左膝に痛みが出はじめました。とりあえずだましだまし進んで、たどり着いた高取山(705.7m)の展望台からは、なんと東京方面の高層ビル群まで見えて大興奮。スカイツリーや東京タワーらしき影も確認できて、「ここ最高!」と思わずはしゃいでしまいました。
下山で頼りになったのが、この日投入した新しいギアモンベルの U.L.フォールディングポール(120cm)。膝への負担がぐっと減って、痛みと付き合いながらでも安全に下れました。膝痛はいわゆる「膝が笑う」やつで、平地は平気でも下りでこたえます。下りに不安がある方はトレッキングポールを一本持っておくと安心。ちなみに強い日差し対策には、手袋をしたままでも塗れるスティックタイプの日焼け止め(ビオレ UV アスリズム)が便利でした。
歩きながら考えた「やりたいことの賞味期限」
この日は歩きながら、最近読んだ『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』という本の話もしていました。人生にはお金・時間・健康という3本柱があって、青年期・中年期・高年期でそのバランスが移り変わっていく——若い頃は時間と健康はあってもお金が足りず、歳を重ねるとお金と時間はあっても健康が少しずつ損なわれていく、という考え方です。
いちばん印象に残ったのは、「やりたいことにも賞味期限がある」という一節。若い頃にやりたかったことが、今はもうそう思わない、ということは確かにあります。だから「やりたい」と思った時に、その賞味期限を意識して、できるだけ早めに叶えていく。山を歩きながら、来年こそ上高地の河童橋や立山・室堂、黒部ダムを訪ねたい…と、自分のやりたいことリストを思い浮かべていました。登山の静かな時間は、そういう問い直しにもぴったりです。
まとめ:私の結論
仏果山・高取山は、歩きごたえは軽やかなのに、展望台からの景色は一級品という、コスパのいい東丹沢の縦走コースでした。人が少なく静かで、宮ヶ瀬湖から東京の街並みまで見渡せて、下山後には温泉(別所温泉)で締めくくれる——欲張りに楽しめる一日です。
ポイントを整理すると——
- 見どころ:仏果山・高取山それぞれの展望台。高さがあるので、高所が苦手な方は無理をせず
- 膝対策:下りで膝に来やすいので、トレッキングポールが心強い
- 服装:稜線は風が冷たく冷えるので、脱ぎ着できる重ね着+日差し対策を
静けさの中で景色と自分の心に向き合える、いい山でした。皆さんも「今しかできない経験」を思い浮かべながら、ぜひ訪れてみてください。



