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DJI Osmo Nano 登山レビュー|52gで鎖場も滝の中も撮れた超軽量アクションカメラ
2026.05.22
山の思い出を、もっと綺麗に、もっと楽に残したい。でも、そのために重たいカメラを首から提げるのはもう嫌——。そんなわがままな願いを、たった52gの小さな相棒が叶えてくれました。
今回私が奥多摩の御岳山(みたけさん)に持ち込んだのは、超軽量ウェアラブルカメラ「DJI Osmo Nano(オズモ ナノ)」です。卵1個分より軽いこの一台を、鎖場から滝の中まで、山のいちばん過酷な場面で徹底的に使い倒してみました。先に結論をお伝えすると、「荷物を1gでも減らしたい。でも映像の質は妥協したくない」——そんな欲張りな人にこそ、自信を持っておすすめできるカメラでした。
なお、このカメラはDJIさんからご提供いただいたものです。ですが、以下のレビューはすべて私が実際に山で使って感じたことを、良かった点も正直な弱点も含めてありのままに書いています。
なぜ登山カメラは「軽さ」で選ぶべきなのか
以前、ヘルメットにアクションカメラ(DJI Osmo Action 5 Pro)を装着して登ったことがあります。映像はもちろん綺麗だったのですが、歩いているうちに首がだんだん重たくなってきて、正直、最後は我慢しながら撮り続けた覚えがあります。同じ経験をした方も多いのではないでしょうか。
その点、Osmo Nanoの重さはわずか52g。手のひらに乗せると、あまりの軽さに思わず笑ってしまうほどです。数字だけ見ても「軽い」とは分かるのですが、山で本当に効いてくるのは「途中で外したくならない」という事実の方でした。
装備が首や体に負担をかけないと、カメラを付けていること自体を忘れます。だからこそ「あ、今の撮っておけばよかった」という取り逃しが激減する。この軽さは、映像のスペック以前に、山でカメラを回し続けるための一番の条件だと私は思っています。
マグネット式マウントで、撮り方が一気に自由になる
特徴と機能
Osmo Nanoの大きな魅力が、本体の底面と背面が磁石になっていることです。付属のマウントやアクセサリーにペタッとくっつくので、三脚穴にネジ止めするような手間がありません。私が今回使ったのは、帽子に付けるタイプ、頭に巻くヘッドバンドタイプ、そして胸元にウェアを挟んで固定するタイプの3通りです。
実際に山で使った感想
帽子やヘッドバンドに付けると、ちょうど自分の視界に近い目線の映像が撮れます。景色を眺めた瞬間や、足元の岩を確認する動きが、そのまま記録に残るのが楽しい。一方、胸元マウントはマグネットで服を挟むだけなので、脱着が一瞬です。「今だ」と思った瞬間にサッと構えられるので、シャッターチャンスを逃しません。
相方(カメラマン)と2人で登りながら、場面によって付け替えていくのですが、この付け替えのストレスがほとんどないのがありがたいところ。撮影の自由度が、機材の重さや取り回しに縛られないというのは、思っていた以上に快適でした。
1.3インチセンサーが生む、4K映像の実力
これだけ小さいと画質が心配になりますが、Osmo Nanoは52gのボディに1.3インチの大型センサーを積んでいます。この超小型サイズには不釣り合いなほど大きなセンサーで、4K/60fpsの映像は動きも滑らか。渓流の水の流れや、風に揺れる木々が、しっかり気持ちよく残ります。
特に感心したのがダイナミックレンジの広さです。晴れた日の山は、白飛びしやすい青空と、暗く落ち込んだ岩場の影が同じ画面に同居しがち。ふつうのカメラだとどちらかが潰れてしまうのですが、13.5ストップのダイナミックレンジは伊達ではなく、空の青も岩陰のディテールも、どちらも綺麗に残ってくれました。目で見た山の空気感に近い絵が、片手で撮れてしまう。ここは素直に驚いたポイントです。
鎖場で試した操作性——グローブのまま、確実に撮る
御岳山には岩をよじ登る鎖場があり、ここでカメラに求められるのは何より「操作性」です。手袋をしたままだと小さなボタンは押しにくいもの。ですがOsmo Nanoはサイドのボタンがしっかり押し込める設計で、グローブをしたままでも確実に録画のオン・オフができました。「撮ったつもりが、実は撮れていなかった」という悲しい失敗がありません。
設定変更も、グローブのままタッチスクリーンでサクサク動きます。これは冬山や寒い時期に本当にありがたい機能。かじかんだ手でメニューと格闘せずに済むのは、地味ながら山では大きな安心感です。
そして鎖場のような場面で効いてくるのが4K/120fpsのスロー撮影。岩を掴んで体を引き上げる一瞬の動きも、なめらかなスローモーションで鮮明に記録できました。胸に付けて2人で登っていくと、臨場感のある登攀のカットがそのまま撮れてしまいます。
滝の中へ——防水性能を試す
そして今回いちばん無茶をしたのが、滝でのテストです。水しぶきを浴びるどころか、狭い岩の隙間を抜けて滝そのものに突っ込んでいきました。胸にカメラを付けたまま水の中へ——正直ドキドキしましたが、Osmo Nanoは水しぶきから水中まで、しっかり撮り切ってくれました。
流れ落ちる水の勢いや、水中から見上げる光のきらめきは、ふだんの登山ではなかなか撮れない映像です。防水性能に不安があると、こういう思い切ったカットには挑戦できません。「濡らしても大丈夫」という安心感が、そのまま映像の幅の広さにつながることを実感しました。
バッテリー・書き出し・便利機能
長丁場の登山で気になるのがバッテリーですが、映像伝送モジュールと合わせて最大200分もちます。今回まる1日使い倒しても、まだ十分に残量がありました。撮り終えたあとの書き出しも毎秒600MBと爆速で、帰宅後の作業のストレスが少ないのも嬉しいポイントです。
便利機能も充実しています。映像伝送モジュールを使えば、10mほど離れた場所からでも自分たちを撮影できるので、山の中で「引きの画」を作れるのが楽しい。さらにDJI Osmo Pocket 3と同等の美顔補正も入っていて、登山でボロボロになった顔もいい感じに整えてくれます。ここは正直、とても助かりました。
正直に言う、唯一の弱点
ここまで良いところばかりお話ししてきましたが、最後に正直な弱点も。
それは「小さすぎること」です。とはいえ、これは山ではむしろ最強の武器でもあります。大きなカメラでは物理的に無理だったアングルのカットが、小さいからこそ全部撮れました。それでも、たった一つだけ困ることがあって——どこに置いたか、本気で焦るんです。磁石でどこにでもペタッとくっつくので、ウェアに付けたことを忘れて、ザックの中を必死に探してしまう。慣れるまでは「置き場所を決める」意識が必要かもしれません。
もう一点、これは用途の話ですが、暗い場所や室内での撮影がメインの方は、他の選択肢も見比べてみるのがおすすめです。Osmo Nanoの真価は、あくまで日中の山やアウトドアといった明るいフィールドで発揮されると感じました。
こんな人におすすめ(私の結論)
今回、奥多摩・御岳山で鎖場から滝の中まで使い倒してみて、Osmo Nanoは次のような方にぴったりだと感じました。
- 荷物を1gでも軽くしたいけれど、映像の質は妥協したくない方
- 登りながら、両手を使いながら、身軽に撮り続けたい方
- 鎖場や沢など、大きなカメラでは撮りにくい場面を記録したい方
- 冬山などグローブをしたまま操作したい方
逆に、暗所や室内での撮影が中心という方には、他機種との比較をおすすめします。
まとめ:52gが山の記録を変える
「重いカメラはもう要らない」——今回のロケを終えて、それが本音になりました。52gという軽さは単なるスペックではなく、「カメラを付けていることを忘れて、撮り逃さない」という体験そのものを変えてくれます。マグネットマウントの自由度、鎖場でも迷わない操作性、そして滝にすら飛び込める安心感。今日の自撮りも景色も、すべてこの一台で撮っています。
もちろん万能ではなく、小ささゆえの「置き忘れ」や暗所の弱さもあります。それでも、山という明るく過酷なフィールドで身軽に映像を残したいなら、Osmo Nanoは強力な相棒になってくれるはずです。詳しいスペックや購入先は動画の概要欄にリンクを載せていますので、気になった方はチェックしてみてください。あなたの山の記録も、この52gできっと変わりますよ。
※ 本記事は、DJI様の提供を受けた動画をもとに構成しています。
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Comments / 視聴者の声
動画へのコメント
YouTubeに寄せられたコメントより
従来からのアクションカムが性能向上やアクセサリーの追加は良いんだけど段々コンデジ化してしまって本来のアクションカム、ウェアラブルカメラは画質の向上もあってこちらが本命になって行きそうですね。 行方不明になったときスマートウオッチみたいにスマホからアラームを鳴らして見つけられるようになったら良いのに。
投稿ありがとうございます⛰ 登山の時、カメラ等を含めて、1gでも軽くするために、荷物選びをするので、軽い製品は、助かりますね📸
岩崎さんこんばんは😊😊奥多摩行かれたんですね。なおさら熊のニュース敏感になられますよね。。この問題は色々な側面がある気がしますよね。。話は変わりますが奥多摩の美しい自然と山岳霊場ならではの雰囲気。御嶽山大好きです😄😄カメラこんなに小さくて高性能本当に技術の進歩は凄いですね~御嶽山というと特に水が美しいのが印象的なんですが、滝の中の清流が見れて良かったです。😊😊岩崎さんの白い服始めて拝見しましたがお似合いです。😊😊気付いたら、今年も半年終わり近くになりましたね。。本当にあっと言う間ですね。。岩崎さん充実した毎日をお送り下さい😊😊おやすみなさい😄😄



