岩崎良美

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三頭山を都民の森から周回登山|三頭大滝とブナの森を初心者向けコースで登山モデルがガイド【東京・奥多摩】

2024.05.26

「東京都内で、初心者でも無理なく登れて、それでいてしっかり"山"を味わえる場所はないかな?」——そんな方にまずおすすめしたいのが、奥多摩・檜原村にある三頭山(みとうさん/標高1,531m)です。今回は、東京都檜原村の「都民の森」を起点に、三頭大滝やブナの森をめぐる周回コースを歩いてきました。

この記事では、私が実際に歩いたルートをたどりながら、コースの流れや見どころ、難易度、アクセス、そして当日の服装まで、これから三頭山に登ってみたい方に役立つ情報を正直にお伝えします。新緑がまぶしい5月下旬、駐車場では鹿が出迎えてくれる、気持ちのいい一日になりました。

コース概要(都民の森・周回コース)

このコースの魅力は、なんといっても「変化の豊かさ」です。ウッドチップが敷かれた癒やしの遊歩道から始まり、落差33mの迫力ある滝、そして深いブナの原生林へ。同じ山とは思えないほど表情が移り変わっていくので、歩いていて飽きることがありません。

都民の森からスタート——鹿が出迎える森林セラピーロード

登山口となる「都民の森」に着くと、いきなり駐車場に鹿がいて驚きました。新芽を食べに下りてきているようで、なんとものどかな光景です。ここは標高が高く、歩き出す前から「のんびりできそうでいいな」と思える空気に包まれています。

最初の区間、都民の森の入口から三頭大滝までは「森林セラピーロード」と名づけられた遊歩道です。足元にはウッドチップが敷き詰められていて、木の香りとしっとりした感触が心地よく、膝や足首への負担もやさしい設計。周囲を覆う豊かな緑が、心も体もすっと軽くしてくれます。途中にはあずま屋(休憩所)もあるので、一息つきながらゆっくり自然を味わえます。

歩き始めてすぐ、鹿の食害から植物を守るための柵(獣害防止のゲート)が現れます。「開けたら閉める」を忘れずに通り抜けましょう。ほんの5分ほどしか歩いていないのに、もう結構な高さまで来た感覚があって、標高の高い場所からスタートできるお得さを実感します。

このあたりで見逃せないのが、コース随一の大きさを誇るモミの木。見上げるほど太く立派で、まるでクリスマスツリーのよう。分岐には標識がしっかり立っているので、「間違えてこっちに行きそうになった」という場面でもすぐに正しい道に戻れます。こうした案内の丁寧さは、初心者にとって本当にありがたいポイントです。

一番の見どころ・三頭大滝(落差33m)

森林セラピーロードを進んでいくと、だんだんと水の音が大きくなってきます。やがて姿を現すのが、このコース最初のハイライト、三頭大滝です。滝の正面には「滝見橋」という立派な橋が架けられていて、そこから滝の全景をゆっくり眺められます。

落差は約33m。間近で聞くと迫力のある水音が体に響いてきて、思わず「癒やされるなあ」と足を止めてしまいました。普段はせっかちで「次へ、次へ」と先を急いでしまう私ですが、この滝の前では、ただぼんやり水の流れを眺める時間の心地よさをあらためて感じました。歩くペースを少し落として、自然に身をゆだねる。そんな贅沢ができるのも、このコースならではです。

ブナの原生林を抜けてムシカリ峠へ

三頭大滝を過ぎると、道はいよいよ本格的な山道らしくなっていきます。ここからムシカリ峠までの区間は、見事なブナの原生林の中を歩く、森林浴にうってつけの道。標識には「ブナの道は体力を消耗する」と書かれていて少し身構えましたが、実際には木漏れ日と新緑が気持ちよく、深呼吸したくなるような清々しさでした。三頭大滝からムシカリ峠までは、おおよそ1時間半ほどのハイキングです。

この区間で、私は初めてトレッキングポールを使ってみました。「これでどれだけ登りが楽になるんだろう」と半信半疑でしたが、リズムよく足を運べて、上りの一歩がぐっと軽くなる感覚。初心者の方こそ、こうした整備された道で使い方に慣れておくと、次のステップの山で大きな味方になってくれるはずです。

道中はブナのほかにもみずみずしい緑や小さな流れが続き、目にも耳にも優しい時間が流れます。分岐ごとに標識があるので、地図とにらめっこしながらでも安心して歩けました。

三頭山の山頂、そして鞘口峠へ下山

ムシカリ峠まで登り切ったら、いよいよ三頭山の山頂を目指します。三頭山という名前は、西峰・中央峰・東峰という三つの頂があることに由来していて、最高点である中央峰の標高は1,531m。晴れた日には西峰から富士山を望めることでも知られる、奥多摩を代表する人気の山です。ブナに包まれた稜線を一歩ずつ登り、山頂に立ったときの達成感は格別でした。

下山は往路を戻らず、鞘口峠(さいぐちとうげ)を経由して都民の森へ下る周回ルート。登りと違う道をたどれるので、行き帰りで景色が変わり、最後まで新鮮な気持ちで歩けます。周回コースは「同じ道の繰り返しにならない」のが大きな魅力。都民の森に戻ってくる頃には、しっかり歩き切った満足感で心が満たされていました。

当日の服装と持ち物(5月下旬の低山ハイク)

参考までに、この日の私の装備をご紹介します。5月下旬・新緑の低山という条件で、汗ばむ陽気に合わせた軽装です。

ちょっとした工夫として、行動食はジップロックにまとめて小分けにしています。個包装のゴミが山の中で散らばらないようにするためで、荷物もコンパクトにまとまって一石二鳥。自然を汚さないためにも、ぜひ真似してみてください。5月とはいえ標高のある山なので、薄手の羽織りものが一枚あるとより安心です。

まとめ:三頭山は「東京から始める本格的な森歩き」私の結論

三頭山は、都心からアクセスできる範囲にありながら、ウッドチップの遊歩道・落差33mの滝・ブナの原生林と、まるでいくつもの山を一度に歩いたかのような満足感が得られるコースでした。標識が丁寧に整備され、危険な鎖場や急峻な岩場もないので、「そろそろ低山から一歩踏み出したい」という初心者の方にこそおすすめしたい一座です。

もし迷っているなら、まずは新緑や紅葉のシーズンを狙ってみてください。森林セラピーロードの名にふさわしい、心がほどけるような時間が待っています。トレッキングポールを一本持って、都民の森から三頭山へ。あなたの週末の選択肢に、ぜひこの気持ちのいい森歩きを加えてみてくださいね。

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Comments / 視聴者の声

動画へのコメント

YouTubeに寄せられたコメントより

@shingotanaka90882024.05.26

こういう自然の中、大好きです。

2返信 1
@塩ジィ-j9y2024.08.20

お疲れ様です 短期間で 頑張っていますね😅 ご無理なく 楽しみにしてます

1返信 1
@ヘルベルト-o7h2024.05.27

登山お疲れ様です。😀😀東京にこんな標高の高い山があるとは。驚きました。綺麗な風景と岩崎さんの笑顔に癒やされました。😀😀岩崎さんの動画を拝見していつも思うんですけど、東京に長年住んでて、関東の事は少しは詳しいと思ってたんですけど、関東どころか東京の事も僕の知らない素敵な場所が沢山あるんだなって事です😂😂これからも動画楽しみにしてますね😄😄

1返信 1
@沼田徹善2025.05.26

お山様🏔´-の中にある♡滝♡って良いですよね😊

返信 1
@後小路2024.05.27

癒されますね😊 滝の音が涼しげ… タイトル見た時三頭の熊をトラッキングポールで叩きのめすのかと…🤣

1返信 1
@緒方孝子-p1p2025.04.29

3日前に同じコースを歩きました セラピーロードはヒノキチップが敷かれ歩きやすく香りにも癒されました 山頂からの富士山の姿は息を飲む美しさでした  逆コースはきついと言われました 犬連れにも数組出会いました 秋の景色も楽しみたいのですが日が落ちるのは早くなるので用心しなくてはと思います

1返信 1
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