岩崎良美

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大野山(723m)|谷峨駅から富士山を望む初心者ハイキングと冬の防寒対策を登山モデルがガイド

2026.01.10

「駅から歩けて、山頂からは富士山がドーンと見える」——そんな欲張りな条件を、無理なくかなえてくれるのが神奈川県山北町の大野山(おおのやま・723m)です。今回は、お正月でなまった体を動かすための「新年1発目」の登山として、この大野山に登ってきました。

この記事では、谷峨駅から登って山北駅へ下るモデルコースの流れに加えて、雪化粧の富士山と吊るし雲、トイレが多くて初心者にやさしいコースの様子、そして私が実践している冬登山の防寒対策や、知っておくと少し得する冬山の豆知識まで、正直にまとめました。ゆるめのハイキングから冬山を始めてみたい方の参考になればうれしいです。

コース概要(大野山・日帰りハイキング)

新年の1本目にちょうどいい、体力に自信がなくても楽しめる低山。それでいて展望は一級品、というのが大野山の魅力です。

谷峨駅からスタート——トイレが多くて初心者に安心

スタートはJR御殿場線の小さな駅、谷峨駅。ホームからすでに富士山がきれいに見えていて、この日は天気も良く、期待がふくらみます。朝8時、気温はぐっと低めですが、電車の車窓から見えた真っ白な富士山のおかげで、歩き出す前から気分は上々でした。

駅から登山口までは、舗装路を30分ほど。この区間でも富士山がずっと見えていて、飽きることがありません。うれしいのは、コースの要所ごとにトイレが用意されていること。駅、登山口の手前、そして山頂と、こまめに立ち寄れる場所があるので、「山でお手洗いが心配」という方でも安心して歩けます。事前に調べて知ってはいましたが、実際に歩いてみると、この安心感は初心者の方に本当におすすめできるポイントだと感じました。

富士山ドーン!雪化粧の富士と「吊るし雲」

大野山最大のごほうびは、なんといっても富士山の眺めです。登山口までの道からも、登山道に入ってからも、左手にはずっと富士山。この日は上部までしっかり雪をかぶって真っ白で、思わず何度も足を止めて見入ってしまうほどでした。

さらにこの日は、富士山の上に吊るし雲(つるし雲)が浮かんでいました。ラグビーボールのようなレンズ状の雲で、富士山周辺でよく見られる珍しい現象です。見とれるほど美しいのですが、実は天気が下り坂へ向かうサインとも言われています。幸いこの日は最後まで好天が続き、青空と雪化粧の富士山、そして不思議な形の雲という贅沢な組み合わせを、たっぷり楽しむことができました。

牧歌的な道のり——手作りの直売所と木彫りの置物

大野山の登山道は、道迷いの心配がほとんどなく、とても歩きやすいのも特徴です。かつて牧場だったこともあり、山頂に近づくにつれて視界が開け、のどかで明るい雰囲気に包まれていきます。牛のオブジェや、あちこちに置かれた木彫りの動物たち(鶏の像もありました)など、ちょっとした遊び心のある置物が点在していて、歩いているだけで自然と顔がほころびます。

道中には、地元の方の手作り品を並べた無人の直売所もありました。ゆずや梅干し、鬼ゆずジャムなどが並んでいて、どれもおいしそう。山北町の天然記念物に指定された、樹高11mほどの古いシダレザクラ(糸桜)に出会えるのも、この土地ならではの見どころです。ただ登るだけでなく、里山の暮らしや歴史をのぞき見できるのが、大野山の楽しいところだと思います。

大野山の山頂(723.1m)——広々とした草原と丹沢の展望

途中、屋根つきの休憩所で早めのお昼にしました。ここは富士山がとてもきれいに見えるうえ、背後の建物が北風をやわらげてくれるので、山頂よりも穏やかに過ごせるおすすめスポットです。この日のお昼は、小さいサイズのカップラーメンとおにぎり。小さめのカップ麺なら、寒い日でもスープまで飲み切れるので、体の芯から温まります。

お腹を満たして山頂へ。標高723.1mの大野山の山頂は、ぐるりと開けた広場のようになっていて、山頂標識のまわりを360度見渡せます。富士山はもちろん、大室山や檜洞丸、蛭ヶ岳、そして丹沢の山々まで、名前を確かめながら景色を追うのが楽しい時間でした。登れば登るほど、山の位置関係が少しずつ分かってくる——その感覚こそ、山歩きの醍醐味だと改めて感じます。山頂にも屋根のある休憩スペースやきれいなトイレがあり、のんびり過ごすのにぴったりの場所でした。

私が実践した冬登山の防寒・快適ギア

タイトルにもある「冬登山の防寒対策」。今回、私が実際に試して役立ったものをいくつかご紹介します。

なお、下りでは左膝が少し痛くなってしまいました。長く山を楽しみ続けるためにも、膝サポーター(ザムストなど)を検討しています。膝に不安がある方は、無理のないペース配分と、下りでの丁寧な足運びを心がけてください。

知って得する冬登山の豆知識

山頂で景色を眺めながら、私が気になって調べた「冬登山のちょっとした豆知識」をご紹介します。

ちなみに、体力を使って登り下りしているはずなのに、下山するとなぜか体重が増えている——この謎だけは、いくら調べても答えが見つかりませんでした。理由をご存じの方がいたら、ぜひ教えてください。

下山〜山北駅——地蔵岩コースとお風呂・下山ラーメン

帰りは、車が通らない山道の地蔵岩コースを選んで山北駅へ下りました。正直に言うと、大野山から山北駅側へ下る道は、谷峨駅からの登りに比べると少し荒々しい印象。歩きやすさで言えば、谷峨駅からの登りのほうが整備されていて快適でした。これから歩く方は、登りに谷峨駅、下りに山北駅、という今回の向きが登りやすいと思います。

下山後のお楽しみは、やっぱりお風呂。山北駅のすぐそばにある日帰り温泉でさっぱりと汗を流し、そのまま濃いめの味噌ラーメンで締めました。歩いたあとの温泉と一杯は、冬の低山ハイキングならではの最高のごほうびです。

まとめ:新年の1本目にぴったり——私の結論

大野山は、駅から歩けるアクセスの良さ、雪化粧の富士山という一級の展望、そして道の歩きやすさとトイレの多さがそろった、初心者に本当におすすめできる冬の低山でした。実際に歩いてみて、「これなら山を始めたばかりの方でも、かなり楽に楽しめる」と感じたのが正直な感想です。

反省点は、下りで膝が痛くなってしまったこと。次は膝対策をしっかり整えて臨みたいと思います。冬登山は、レイヤリングや水分補給といった小さな備えの積み重ねで、快適さも安全性も大きく変わります。この記事が、あなたの冬の一歩を後押しできたらうれしいです。ぜひ、暖かい装備と余裕のある計画で、大野山からの富士山を見に行ってみてください。

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Comments / 視聴者の声

動画へのコメント

YouTubeに寄せられたコメントより

@443iwasaki2026.01.10

登ったことがある方も、ない方も大歓迎です⛰️ 動画を観て感じたことを、ぜひコメントで教えてください😊 チャンネル登録、高評価、ハイプしていただけたら嬉しいです!

1
@MasaKON-o3p2026.01.11

岩崎さんの新年山歩きと冬山雑学、堪能しました! 私は去年、ミツマタの咲く頃に大野山に立ち寄ったことがあり、懐かしい限りです。タタミパットミミ、私も愛用しておりますよ。この時期は座るとお尻が冷たいのでどこに行くにも必携ですよね。

2返信 1
@gakutarou91462026.01.10

お疲れ山でした🎉富士山がメチャきれいですね 今年もマイペースで安全で楽しい登山動画を楽しみにしています♪♪

返信 1
@ナイトホーク-q8n2026.01.12

いろいろ為になる事、参考になりました😊 大野山山頂直下まで車で行けたんかい😆

返信 1
@makoto49492026.01.11

今日も素敵な笑顔をありがとうございます。大野山、今度登ってみます! それにしても山火事がイヤですね。山は禁煙とか対策すれば良いのに。

返信 1
@KAZUCHO2026.01.10

確かに冬のほうが音に敏感というか気配を感じるというか… 膝痛は私も悩まされていて、サポーターしていても痛いので、筋トレかストックを上手に使うしかないようですね😑

1返信 1
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