岩崎良美

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20年ぶりの夜行バスで大阪日帰り旅|正直しんどい…でも道頓堀グルメは最高だった

2025.10.18

「夜行バスって、実際どうなの?」——そんな素朴な疑問を確かめるべく、20年以上ぶりに夜行バスに乗って、新宿から大阪まで日帰り旅に行ってきました。結論から正直に言うと、移動そのものはかなりしんどかったです。それでも、ずっと憧れていた道頓堀の食べ歩きは、想像をはるかに超えて楽しい時間になりました。

この記事では、20年ぶりの夜行バスが実際どれくらい大変だったのか、そして限られた日帰りの時間で大阪のどんな場所とグルメを味わったのかを、私が体験したそのままの本音でお届けします。「夜行バスでの遠出を考えている」「大阪を日帰りで満喫したい」という方の、リアルな判断材料になればうれしいです。

今回の旅のルートと概要

まずは今回の弾丸日帰り旅のあらましを整理しておきます。

飛行機や新幹線と比べて、なんといっても魅力は費用の安さ。往復で1万円ちょっとと、日帰りでもぐっと気軽にチャレンジできる価格帯です。ただしその分、体には正直に負担がかかります——というのが、今回いちばん伝えたいところです。

20年ぶりの夜行バス、正直しんどかった話

出発はバスタ新宿。23時30分発の便に合わせて、夜11時ごろに新宿へ向かいました。深夜の新宿を歩くのは本当に久しぶりで、それだけで少しドキドキ。多くの人が酔っていて、外国から来た方もとても多く、街全体がクリスマスみたいにキラキラしていたのが印象的でした。

ひとつ誤算だったのが、出発前の夜ご飯です。23時まで開いているお店を探したのですが、飲食店の多くは22時で閉店。私はお酒を飲まないので居酒屋にも入りづらく、結局たどり着いたのはマクドナルドでした。ちょうど季節の月見バーガーを食べて、これはこれで満足しつつ、いよいよバスへ。

そして肝心の乗り心地ですが……ここが今回いちばんの正念場でした。乗ったのは天井の低い2階建てバス。防犯やプライバシーのためにカーテンを閉めているので、外がまったく見えません。すると、自分が今どう動いているのかが分からないまま、バスが予想外のタイミングで揺れる——これで見事に酔ってしまいました。もともと私は乗り物に強いほうではないので、これはなかなかこたえます。眠れたのは、うつらうつらと1時間ほど。「夜行バスでぐっすり眠れる人が本当にうらやましい」と、心から思う夜になりました。

これから夜行バスに乗る方へのアドバイスとして、酔い止めの薬、ネックピロー、アイマスク、耳栓あたりはぜひ準備しておくことをおすすめします。少しの備えで、体の負担はかなり変わるはずです。

大阪到着、まず“寝る場所”探しに苦戦

朝7時半、無事に大阪駅に到着。……のはずが、ここから予想外の展開になりました。とにかく眠すぎて、まずはどこかで仮眠を取りたい。そう考えて、まずは漫画喫茶へ向かいました。

ところが、会員登録に身分証明書が必要とのことで、あいにく手元になく断念。しかもそのお店は少しディープなエリアにあり、女性ふたりで長居するにはやや落ち着かない雰囲気でした。次に思いついたのがサウナですが、調べてみると男性専用の施設が多く、こちらも入れず。結局、仮眠はあきらめて、そのまま街歩きへと切り替えることになりました。

日帰りで夜行バスを使うなら、「到着後の仮眠場所」を事前に決めておくのが本当に大切だと痛感しました。身分証明書を忘れずに持っていくこと、そして女性でも安心して使える仮眠スポットをあらかじめ調べておくこと。この2つは、次に行くなら必ず準備したいポイントです。

憧れの道頓堀・難波を歩く

眠気と戦いながら向かったのは、難波・道頓堀エリア。実は私、この街に来るのは今回が初めてでした。

まず驚いたのが、平日にもかかわらず、ものすごい人の多さ。しかも外国からの観光客がとても多く、さまざまな国の人でにぎわっています。まるで毎日がお祭りのようで、自分が異世界に迷い込んだような、不思議な感覚になりました。東京の賑わいに慣れているつもりでしたが、それ以上の熱気です。

歩いているだけで、名物が次々に目に飛び込んできます。定番のグリコの看板の前では、みんなが両手を上げてグリコポーズ。動く大きなカニの看板でおなじみのカニ道楽では、名物の蟹まん(1個700円)が湯気を立てていて、思わず足が止まりました。ほかにも、「食い倒れ」の街を象徴する光景や、大阪でおなじみの幸運の神様・ビリケンさんの像、行列のできる餃子の王将など、見どころが密集していて、歩くだけでもうお腹いっぱい……になりそうなくらい楽しい時間でした。

大阪グルメを満喫——串カツ・たこ焼き・ミックスジュース

さて、日帰り旅の本命はやっぱり食。夕方になり、前から来てみたかった串カツのお店に、2人で入りました。私はお酒を飲まないので、乾杯はウーロン茶で。

最初にいただいたのは、初めて食べるどて焼き。牛すじやこんにゃくを味噌でじっくり煮込んだ大阪の郷土料理で、とろっと柔らかく、しみじみおいしい一品でした。続いて主役の串カツは、豚カツ・うずら・アスパラ・チーズ・ウインナー・エビ・餅など、種類も豊富。大阪の串カツといえばのお約束、「ソースの2度漬け禁止」もしっかり体験しました。これはみんなで一つのソースを共有するための衛生ルール。文化として知ってはいても、実際にその場で守ると、大阪に来たんだなという実感が湧きます。ちなみに私は、エビは尻尾まで食べる派です。

締めにはもちろんたこ焼き。そして、これも初めて飲んだミックスジュースが大当たりでした。バナナ・もも・パイナップル・オレンジ、そして牛乳をあわせた一杯で、いろんな果物の味が重なって本当においしい。大阪の喫茶文化を象徴する飲み物とも言われるだけあって、旅の締めくくりにぴったりでした。

心残りがあるとすれば、お好み焼きも食べたかったのに、お腹がいっぱいで入らなかったこと。これは次に来たときの宿題にしておきます。

帰りも夜行バス——日帰り弾丸旅のリアル

たっぷり大阪を満喫したあとは、夜9時50分、梅田から再び夜行バスに乗って、8時間かけて東京へ。行きと帰り、往復で夜行バスというのは、やっぱり体力的にはなかなかハードです。

正直に言えば、日帰りには「眠れないまま動き続ける」しんどさが確かにあります。それでも、ずっと来てみたかった道頓堀にようやく立てて、想像以上の賑わいと大阪グルメを味わえたことは、大満足の一日でした。人でごった返す非日常の街を歩きながら、これまで知らなかった大阪の一面に触れられて、いい意味でとても勉強になった気がします。

まとめ:夜行バス日帰り旅は“しんどいけど最高”だった(私の結論)

今回の20年ぶりの夜行バス大阪旅を振り返っての、私の正直な結論はこうです。

移動は、正直きつい。でも、費用を抑えて大阪グルメと道頓堀を弾丸で楽しめる魅力は、それを補って余りある。

特に、乗り物酔いしやすい方や、環境が変わると眠れないタイプの方は、夜行バスの車中泊はそれなりの覚悟が必要です。私自身、次にやるなら以下の準備は必ずしようと心に決めました。

こうしたひと工夫があれば、夜行バスの日帰り旅は、費用も気軽さも魅力的な選択肢になります。ずっと憧れていた道頓堀の熱気と、串カツ・たこ焼き・ミックスジュースの味は、しんどさを忘れさせてくれるほど最高でした。あなたもいつか、無理のない計画で大阪の食い倒れ旅に出かけてみてください。

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