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SUUNTO CORE 2 レビュー|紅葉の那須岳で、真っ白な霧の中ストームアラートが鳴った【茶臼岳・朝日岳】
2026.10.23
朝は青空と紅葉。昼からはガスと強風。そして午後、真っ白な霧の中で、手首が「ピピピピ」と鳴りました。
紅葉の那須岳(茶臼岳・朝日岳)を、スントの新しい登山用ウォッチ「SUUNTO CORE 2(コア2)」をつけて日帰りで歩いてきました。1日のうちに、晴れの登山と荒れた登山を両方やったような山行です。
先に結論をお伝えすると、CORE 2は「天気が崩れる前に、手首が先に教えてくれる時計」でした。空が変わったことは目でも分かります。でも、それがどれだけ急な変化なのかを、数字と音で知らせてくれたのはこの時計でした。充電のいらない電池式で、高度・気圧・方位という登山に要る3つだけに絞った、シンプルで頼れる1本です。
この記事は、Suunto様からのご依頼で制作したPR動画(タイアップ)をもとにしています。書いている内容は、当日の山で実際に使って感じたことと、取扱説明書・公式情報で確かめた数字です。
SUUNTO CORE 2はどんな時計?|登山に必要な「ABC」だけ
CORE 2は、いわゆる「ABCウォッチ」です。A=Altimeter(高度計)、B=Barometer(気圧計)、C=Compass(コンパス)。登山で手首に欲しい情報を、この3つに絞り込んだ時計です。
スントの始まりは1936年のフィンランド。揺れて読みにくいコンパスを、液体で満たして読みやすくしたのが最初の製品でした。1998年に高度・気圧・方位をひとつの腕時計に入れ、2007年に初代COREが登場。アウトドアウォッチの定番として長く使われてきたモデルが、創業90年目の今年、約20年ぶりに新しくなったのがCORE 2です。
主な仕様をまとめます。
- 価格:39,600円(税込)/2026年10月22日発売
- 重さ:74g(ストラップ含む)
- 電池:CR3032のボタン電池で最大15か月(Time Mode)。充電は不要で、電池は自分で交換できます
- 防水:10気圧(10 ATM)。水深計もついています(使えるのはシュノーケリング程度まで)
- 画面と頑丈さ:ゴリラガラス。米国防総省の規格(MIL-STD-810H)から選んだ試験を受けています
- バックライト:レッドかグリーンを選べる
- アプリ:Bluetoothでスマホの「Suunto」アプリと同期(時刻・日の出/日の入り・歩数・時計のソフト更新)
- GPS:なし。表示は英語

充電いらず|「出発前に焦らない」が地味に効く
那須ロープウェイの山麓駅に着いて、まず思ったのが「充電のことを何も考えなくていい」という気楽さでした。
スマートウォッチやGPSウォッチは便利ですが、前の晩に充電を忘れると、それだけで山の朝が少し不安になります。CORE 2はボタン電池で動くので、そもそも充電という作業がありません。スマホや充電式の時計とは別に、電池の心配をしなくていい「もう一つの備え」がある——これが、私がこの時計にいちばん期待していたところでした。
初代COREも電池式でしたが、電池がCR2032(最大12か月)からCR3032(最大15か月)になり、持ちが延びています。

高度はロープウェイの駅で合わせる
CORE 2の高度は、気圧から計算して出しています。だから、天気が変わると表示の高度も少しずつずれていきます。そこで、標高が分かっている場所で合わせておくのが基本の使い方です。
今回は那須ロープウェイの山麓駅(標高1,390m)で合わせてから乗りました。山頂駅に着いたときの手首の表示は1,678m。ここでいったん「ゼロ」に戻して、茶臼岳へ登り始めました。ゼロにしておくと、そこから何メートル登ったかが一目で分かります。途中の大岩のあたりで見ると「145m登って1,824m」。自分の足でどれだけ稼いだかが数字で出るのは、ちょっとうれしいものです。
山小屋や山頂の標識、登山口の案内板など、標高が書いてある場所は山の中にたくさんあります。そういう場所を通るたびに合わせ直すと、表示の精度を保ちやすくなります。

茶臼岳へ|日差しの下でも数字が読める
山頂駅から茶臼岳の山頂までは、1時間ほどの登りです。足元はゴロゴロした岩。腕をぶつけそうな場面もありましたが、画面はゴリラガラスで、時計自体も米軍規格の試験の中から凍る雨や塩水、強い日差しなどの試験を受けています。気をつかわずに使える頑丈さは、登山の時計として大事なところです。
秋の強い日差しの下でも、画面の数字ははっきり読めました。腕を上げてちらっと見るだけで高度が分かるのは、スマホを取り出すよりずっと手軽です。
茶臼岳は、お鉢巡り(火口のまわりをぐるっと歩くこと)ができる山です。山腹の紅葉はちょうど見頃で、反対側には雲海。ただ、那須岳は風が強いことで知られていて、この日も暑いのに風だけは冷たく強い。ウインドブレーカーなどのシェルは「これがないと一発アウト」と思うほどでした。

気圧の読み方|「下がった」より「どれだけ早く」を見る
山頂で休憩していると、持ってきたポテトチップスの袋がパンパンに膨らんでいました。山では、登るだけで気圧は下がります。袋が膨らんだのはそのせいです。
ここが、気圧計を山で使うときの大事なポイントです。標高が上がれば気圧は下がるので、「気圧が下がった=天気が悪くなる」とは限りません。天気を読むときは、立ち止まっているあいだに、どれだけ早く気圧が変わっているかを見る。急に下がるほど、天気は崩れやすくなります。
この日の手首の表示(海面気圧)は、山頂駅で1020 hPa、朝日岳で1010 hPa。ただし、取扱説明書によると、気圧を見る画面(BARO)のまま登り下りすると、高さの変化を気圧の変化と取り違えてしまいます。同じ日の気象庁の白河(那須岳の北・約25km)の海面気圧は、9時の1018 hPaから13時の1014 hPaへ。実際に天気として下がっていたのは4 hPaほどで、手首の−10 hPaには登った分も混じっていたと考えるのが正直なところです。
それでも、朝から気圧が下がり続けていたのは事実でした。そして、それは目に見える形でやってきます。

真っ白になる前に、ベアリングロック
茶臼岳から避難小屋のある峰の茶屋跡へ下りるあたりから、ガスが上がってきました。晴れたかと思えば一瞬で白くなり、また晴れる。とにかく忙しい天気です。
ここで使ったのがベアリングロックです。進みたい方向に時計を向けて方位を固定しておくと、あとは歩いている向きがずれたときに矢印で「ずれてるよ」と教えてくれます。逆に正しい向きに戻ると「こっちだよ」という矢印が出ます。
大事なのは、見えているうちに向きを決めておくこと。私も朝日岳が見えているあいだに、朝日岳の方向へロックしました。

その後、名物の強風の稜線では、立っているだけで飛ばされそうなほどの風。すれ違った方に「この風は名物だから、味わえてよかったね」と声をかけてもらったほどです。そして周りは真っ白。それでもコンパスが「ずれ」を教えてくれるので、自分がどちらへ進んでいるかがよく分かりました。真っ白な中で道が分かるというのは、思っていた以上に心強いものでした。
もちろん、ベアリングロックは「方向」を教えてくれる機能で、地図の上の道を案内してくれるわけではありません(CORE 2にはGPSがありません)。登山道そのものは、地図と道標、ペンキマークで確かめながら歩くのが前提です。
朝日岳の山頂は、真っ白
朝日岳(1,896m)に着いたときには、山頂は完全に霧の中でした。朝の青空がうそのようです。景色はまったく見えず、正直に言うと怖かった。時刻は13時32分。山頂ではほとんど休まず、すぐに下山を始めました。

ストームアラートが鳴った
下山を始めてしばらくすると、手首で「ピピピピピピ」と音が鳴りました。ストームアラートです。
ストームアラートは、気圧が短い時間に大きく下がったときに音で知らせてくれる機能です。取扱説明書によると、3時間で4 hPa以上下がると鳴り、気圧を見る画面(BARO)のときに働きます。鳴ったときの手首の表示は1015 hPaでした。前の章で書いたとおり、ここにも登り下りの分が混じっている可能性はあります。それでも、空と風と寒さを合わせて考えると、「荒れてきている」という判断に迷いはありませんでした。
音が鳴ったおかげで、私はここで手袋を雨用に替えて、レインウェアを羽織りました。目で見て「怪しいな」と思っていたことを、手首が数字と音で後押ししてくれた——この時計のいちばんの価値は、ここにあると思います。

一心不乱に歩いて、白さで見えなかった避難小屋にやっと着きました。小屋の中でひと息つきながら考えたのは、装備のこと。手袋は予備を含めて2つ、ライトも2つ。この寒さなら帽子ももう1つ欲しい。天気が崩れる山では、「もう一つ」の備えが本当に効きます。
霧で手袋までびちょびちょ。それでも時計は平気
避難小屋からは、ロープウェイを使わずに歩いて下山しました(峠の茶屋近くの下山口まで、この日のコース全体で約5.5km)。
霧で手袋までびちょびちょになりましたが、時計は平気でした。防水は初代の3気圧から10気圧に上がっていて、雨や水しぶきはもちろん、泳ぐときも着けたままで大丈夫です。濡れても画面の数字ははっきり読めましたし、ボタンも大きいので手袋をしたまま操作できました。

バックライトとアプリ|初代からの違い
暗い山道では、バックライトをレッドかグリーンに切り替えられます。初代はグリーンだけでしたが、CORE 2では選べるようになりました。
もうひとつの大きな違いがBluetooth対応です。必要なときだけスマホのSuuntoアプリとつないで、時刻や日の出・日の入り、歩数を同期。時計の中のソフトもアプリから新しくできます。ただし、高度・気圧・コンパスは、スマホがなくても時計だけで使えます。スマホの電池が切れても、手首の情報はなくならない。ここが「もう一つの備え」として安心できるところです。

初代COREからの違いをまとめるとこうなります。
- 電池:CR2032・最大12か月 → CR3032・最大15か月(どちらも充電いらず・自分で交換できる)
- 防水:3気圧 → 10気圧(水深計つき)
- バックライト:グリーンのみ → レッドかグリーンを選べる
- アプリ:なし → Bluetoothでスントアプリと同期
CORE 2が向く人・向かない人
1日使ってみて、こんな方に合う時計だと感じました。
- 充電を気にせず使いたい人:電池式で最大15か月。前の晩の充電忘れがありません
- 高度・気圧・方位を、手首ですぐ見たい人:腕を上げるだけで数字が読めます
- 手袋のまま操作したい人:大きなボタンで、冬や雨の日も扱いやすいです
- スマホやGPSウォッチとは別に、もう一つの備えが欲しい人
逆に、こんな方には合わないかもしれません。
- GPSの軌跡や地図のナビが欲しい人:CORE 2にはGPSがありません。ルートのナビが欲しいなら、Suunto Vertical 2のようなGPSウォッチが向いています
- 時計の表示は日本語がいい人:表示は英語です
SUUNTO CORE 2(高度・気圧・コンパスのABCウォッチ・電池式・74g)公式ストア
39,600円(税込)/2026年10月22日発売
SUUNTO CORE 2(Amazon)
まとめ:空が変わったのは目で見えた。どれだけ急かは、手首が教えてくれた
朝は青空が広がって、紅葉もきれいで、この調子で朝日岳も——と思ったら一転、霧と強風。1日でいろいろな登山をした気分です。
そんな中で、SUUNTO CORE 2は、登山に必要な機能がちゃんと入っていて、迷わず安心して使えました。特に効いたのは次の3つです。
- ストームアラート:鳴ったおかげで、崩れる前に手袋とレインウェアを準備できた
- ベアリングロック:真っ白な中でも、自分が行くべき方向が分かった
- 充電いらず:出発前に電池の心配をしなくていい
もちろん、天気の判断は手首だけで決めるものではありません。気象情報や地図、スマホと一緒に使って、手首はもう一つの備え。そう考えると、CORE 2は「持っていると判断が少し早くなる時計」だと思います。山で天気の変化にいちばん先に気づくのは、空か、天気アプリか、それとも手首か——ぜひ動画でも確かめてみてください。
※ 本記事は、Suunto様からのご依頼で制作したPR動画をもとに構成しています(PR|Suunto)。気圧・高度の数字は当日の手首の表示で、気象庁の値は同じ日の白河の海面気圧です。
※Amazonのアソシエイトとして岩崎良美は適格販売により収入を得ています。
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Music
この動画で流れている曲
動画で流れているオリジナル曲を、ここで聴けます。
- 2:32確かな一歩に紅葉の那須岳のテーマソング
Comments / 視聴者の声
動画へのコメント
YouTubeに寄せられたコメントより
ご覧いただきありがとうございます☺️ 皆さんは、登山のときに時計を使っていますか?⌚️🥾 「時間が分かれば十分」「高度や方角も確認したい」など、時計選びで大切にしていることも、よかったら教えてください✨ チャンネル登録、高評価、ハイプしていただけたら励みになります🙇♀️
茶臼岳の鮮やかな紅葉から朝日岳の名物強風まで、山の表情の変わりやすさと魅力が詰まった素晴らしい映像でした。 真っ白な視界の中で手首のコンパスが道標になり、気圧の変化をいち早く知らせてくれる場面は、まさに「山と対話する道具」の真骨頂ですね。避難小屋での落ち着いた所作やエンディングの言葉選びにも温かみがあり、とても心地よい時間をいただきました。冷たい風の中での撮影、本当にお疲れさまでした✨
初コメです。那須登山動画有難う御座います、那須塩原住民としては嬉しい限りであり、3年前孫(当時5歳)と茶臼岳登ったのを思い出しましたーその時も強風と天候の変化で大変でした、地元民としては何時でも行ける山近いうち又行きたいところです。
頼れるギアがあると登山が一段と楽しくなりますね! 私は最近ランニングと登山用にGarminを購入しました。登山時はアプリを使うので、腕時計は補足的なギアとしての位置付けでしたが、これほど便利な時計なら山用に欲しくなりますね😊 名物の強風の中お疲れ様でした! 映像もとっても綺麗で一つの映画を見たようでした✨
岩崎さんこんばんは😊😊那須の山天候変わりやすく風も強くて、かなりハードな体験されましたね。。やはり北関東は東京近郊とは自然の厳しさが違うなって思いました。この時計至れり尽くせりで防水機能もついてて凄いですね。😀😀技術はもちろん岩崎さん御指摘の老舗の信頼感で山登りが安心出来るのがいいですね。値段もかなりリーズナブルで、凄い時代になったなあって思いました。😊😊秋季節の変わり目ですので、引き続きお互い健康管理して秋を楽しみましょうね😄😄
こんばんにゃんこ🐈 コメントが遅くなり申し訳ありません(待ってないですよねw) 今回観て感じたのは自然の雄大な美しさと厳しさ(天候) SUNTO CORE2の機能にもびっくり😮⌚️ シャキーンも久しぶりに見れたし私達も天覧山でも登ってみようかな😂 とりあえずおつかれ山でした🏔️ P.S.相変わらずお綺麗ですね🫢✨



