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Suunto Vertical 2 レビュー|雪の大山でGPSナビを徹底検証。登山スマートウォッチを登山モデルが正直レビュー
2026.03.06
「登山用のGPSスマートウォッチって、実際どこまで使えるの?」——そう思っている方に、私の正直な使用感をお届けします。今回身につけたのは、Suunto Vertical 2。私にとっては約10年ぶりのスマートウォッチで、手に入れてから半月ほど毎日つけて、山でも日常でも使い込んでみました。
舞台に選んだのは、丹沢の霊峰・大山(1,252m)。春と夏には登ったことがありましたが、キーンと澄んだ空気の中を歩いてみたくて、あえて雪の残る冬に登ってきました。標高1,000mを超えたあたりから雪、山頂付近はバキバキに凍った本格的な冬山です。この記事では、いちばん試したかった「GPSルートナビの実力」を中心に、心拍・睡眠管理、バッテリー、デザインまで、実際に雪山で使ってわかったことを結論から正直にまとめます。
先に結論を言うと、「分岐のたびに手元をパッと見るだけで自分の位置がわかる」——この安心感だけでも、私は登山でずっと手放せなくなりました。機械が得意ではない私でも迷わず使えたので、これから登山用ウォッチを検討している初心者の方にも参考になるはずです。
雪の大山へ——丹沢の霊峰を冬に登る
大山は、古くから山岳信仰を集めてきた祈りの山です。「雨降山(あふりさん)」とも呼ばれ、雨や水の恵みを司る山として、かつて人々は雨乞いや豊作を願ってこの山に祈りを捧げてきました。ただ登るだけでは見えてこない物語が、静かに息づいている——そう思いながら歩くと、同じ景色でも少し感じ方が変わる気がします。
アクセスは、大山ケーブルに乗って阿夫利神社駅(下社)まで一気に上がるルート。ふもとは晴れていたのに、ケーブルを降りると一面真っ白で、この日はあいにくの曇り空でした。阿夫利神社から山頂までは標高差にして約500m、休憩なしで往復3時間ほどのコースです。トレーニングに慣れた方にも、これから山を始める方にも楽しい山だと思いますが、序盤はほぼ壁のような急な階段が続くので、初めての方は「思ったよりしっかり登る山だ」と驚くかもしれません。
先に下山してきた方から「1,000mくらいから雪が積もっていたよ」と教えていただいた通り、登るほどに雪が増えていく行程。富士山が見えるはずの富士見台も、この日は真っ白。それでも小雪が舞う中の、しっとりと静かな冬の登山は、これはこれで格別でした。
Suunto Vertical 2 とは:10年ぶりに手にしたスマートウォッチ
正直に言うと、私は10年ぶりのスマートウォッチだったので、最新機能の多さにまず驚きました。半月使ってもまだ全部は使いこなせていないほど、機能が詰まっています。
見た目は、大きめのフェイスに物理ボタンが3つだけ、というとてもミニマムなデザイン。この潔さが、実際に使ってみるとかえって操作しやすく、そして純粋にかっこいい。山ではもちろん、日常でもそのままおしゃれウォッチとして使えるルックスで、これはうれしい誤算でした。
ここからは、私が雪の大山で実際に試して「これは効く」と感じた機能を、正直な順番でご紹介します。
本題:GPSルートナビを雪山で徹底検証
今回いちばん試したかったのが、GPSを使ったルートナビゲーションです。結論から言うと、これが想像以上に便利でした。
事前にルートを取り込んでナビを開始
使い方はシンプルです。登山モードを立ち上げ、GPSを取得(山でもすぐに測位マークがつきました)。あらかじめマップから取り込んでおいた大山のルートを選び、ナビゲーションをスタートするだけ。歩き始めると、画面には現在の標高、この先の登り下りのプロファイル、そして山頂まであとどれくらいかが表示されます。「あと1/3」「あと300m」と残りが数字で見えるのは、地味ですが疲れているときほど心強いものでした。
あえてルートを外して検証してみた
せっかくなので、山頂と見晴台方面が分かれる分岐で、わざと山頂ではない方向へ進んでみました。GPSナビがどこまで反応するのかを試すためです。しばらく歩くと、時計の表示が「明らかにルートを外れている」とわかる状態に。これは本当に便利でした。今までは道に迷いそうになるたびにスマホを取り出し、マップを立ち上げて「あ、間違ってる」と確認していたのが、手元を見るだけで済むのですから。
分岐のたびに位置を確認できる安心感
実際の登山でありがたいのは、分岐に差しかかるたびに手元をパッと見て、少し進んでもう一度確認する——この動作だけで自分の位置がすぐ把握できることです。スマホを取り出して立ち上げて…という手間がなくなるだけで、道迷いのリスクはぐっと下がると感じました。ペース配分もしやすくなるので、地図の読み方にまだ自信がない初心者の方こそ、この機能の恩恵は大きいはずです。
登りながら実感した、心拍と体調の「見える化」
大山は序盤からいきなり急な階段が続くので、心拍数が一気に爆上がりします。Suunto Vertical 2は心拍が上がるとゾーンが黄色く表示されるので、「今かなり追い込んでいるな」と一目でわかりました。山登りの心拍の上がり方は、スポーツジムでのトレーニングよりもぐっと急で、これが疲れる理由であり、達成感の源でもあるのだと改めて実感しました。
日常では、次の3つを特によく使っています。
- 睡眠ログ:しっかり寝たつもりでも、深い睡眠が少なかったり心拍が高かったりすると「今日は無理しない方がいいかも」と気づけます。自分の体の状態を客観的に知れるのが助かっています。
- スポーツログ:私は登山だけでなくジムでダンスや筋トレもするので、その記録も残しています。運動の強度や心拍の推移を後から振り返り、「今週は追い込みすぎたな」「意外と余裕だったな」と調整できるのが便利です。
- ストップウォッチ:実はこれ、家でもよく使っています。料理の時間を測ったり、ちょっとした作業の目安にしたり。シンプルな機能ですが、意外と出番が多いんです。
派手な機能というより、日々の中で自然に使えて、自分の体や時間を「なんとなく」ではなく「きちんと」知ることができる。そんな時計だと感じています。
バッテリー・LEDライト・アラーム——山で効く細やかな機能
登山でずっと気になっていたのが、バッテリーの持ちです。これまではスマホ1本でナビをしていたので、モバイルバッテリーを持ち歩いて何度も充電していました。Suunto Vertical 2にしてからは、時計のバッテリー持ちがとても良く、その心配がなくなったうえに、スマホのバッテリーも減らない。この安心感は大きな違いでした。
意外と便利だったのが、LEDライト機能です。明るさを段階的に変えられて、思った以上にしっかり明るい。山小屋で手元を照らしたいときなど、わざわざヘッドライトを出さずに済むのは地味に助かります。
さらに、天気の変動や日没を知らせてくれるアラームも。山では天候や時間の変化がとても大事なので、判断材料がもう一つ手元にあるというのは心強いものです。こうした細やかなサポートがあることで、山でも日常でも落ち着いて行動できる。私にとっては「安心のための時計」だと感じています。
デザインと使い勝手:機械音痴でも簡単に使えた
繰り返しになりますが、大きめのフェイスと3つの物理ボタンだけ、というミニマルなデザインが本当に気に入っています。かっこよさと使いやすさが両立しているんです。
そして何より、機械が得意ではない私でも、いろいろなボタンを押しているうちに自然と操作を覚えられました。難しい設定に身構える必要がなく、簡単で、そして純粋に「触っていて楽しい」。これは道具として大切なポイントだと思います。
大山 冬の行程メモ(距離・標高・装備)
最後に、今回の行程を数字とあわせて簡単にまとめておきます。
- 山域:大山(神奈川県・丹沢/標高1,252m。山頂標識は1,251m表記)
- ルート:大山ケーブル → 阿夫利神社駅(下社) → 表参道 → 大山山頂(往復)
- 行動距離:約7km/累積標高:登り約582m(下山後にウォッチの記録で確認)
- コースタイム:休憩なしで往復約3時間ほど
- 見どころ:縁起の良い大木「夫婦杉」、天狗が鼻を突いたと伝わる「天狗の鼻突き」、晴れれば富士山を望む富士見台
- 冬の注意点:標高1,000mを超えると一気に冷え込むので、私はパーカーを一枚足しました。山頂付近はツルツルに凍っていたため、下山ではチェーンスパイクを装着。滑りやすい雪や氷の道では、軽アイゼン等の滑り止めを必ず用意してください
初心者にもおすすめできる山ですが、雪や氷が絡む季節は難易度が上がります。装備と天候の見極めを大切に、無理のない計画で臨んでください。
まとめ:私の結論
10年ぶりのスマートウォッチとしてSuunto Vertical 2を雪の大山で使ってみて、いちばん価値を感じたのは、やはりGPSルートナビの安心感でした。あえてルートを外して検証してみても挙動がはっきりわかり、分岐のたびに手元を見るだけで自分の位置と残り距離が把握できる。これだけで、登山中の「道、合ってるかな?」という不安が大きく減りました。
加えて、心拍・睡眠・スポーツログで体調を見える化でき、バッテリーの心配からも解放され、LEDライトやアラームといった細やかな機能が山でしっかり効く。それでいて操作は簡単で、日常でもおしゃれウォッチとして使える——道具としての完成度の高さを、雪山という厳しい条件でこそ実感しました。
真っ白な山頂で景色は望めませんでしたが、「今年も雪の中を歩けた」という満足感でいっぱいの一日でした。疲れましたが、本当に楽しかった。もしGPSつきの登山ウォッチを検討しているなら、私は自信を持っておすすめします。あなたの次の一歩が、もっと安心で楽しいものになりますように。
※ 本記事は、Suunto様の提供を受けた動画をもとに構成しています。
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Comments / 視聴者の声
動画へのコメント
YouTubeに寄せられたコメントより
こんにちは! 岩崎さんの丹沢雪山登山は、蛭ヶ岳以来でしょうか。もう何か余裕を感じますね。寒いしスベルし、おじさんには真似できません🥶。それにしても、スントって凄すぎます。モバイルコンピュータを究極まで縮めた感じで、スマホのようにうっかり落とす心配もありませんしね。これからもさまざまな情報を楽しみにしています。
Suunto Vertical 2、操作が直感的にできそうで、バッテリーが長持ちっていいですね😊
岩崎さんこんばんは😊😊冬の大山静かで、登頂に近づくにつれ雪が残り幻想的で美しいですね。大山は江戸時代までの神仏集合の雰囲気も濃厚でまさに山岳信仰の山って感じで、スイッチが入りました😆😆動画を拝見して日本の神道と仏教両方を大事にしてきた私達日本人の信仰感のいい意味でのおおらかさを改めて感じ、 現在世界の悲しい混乱をみる時日本人の信仰の歴史って本当に素晴らしいなぁって痛感しました。🥹🥹話は変わりますが、岩崎さんの子供の頃のエピソード僕が子供の頃の高尾山登った時と同じだなあって思いました。😂😂スマートウォッチ本当に便利ですね~ビックリしました。多機能なのに、いい意味でシンプルで、バッテリー長持ちするのが安心ですね~岩崎さんもう外せませんね😃😃登山意外での体調管理の使用も日記みたいに、使えて本当に便利だなあって思いました。土曜日の夜楽しく拝見しました😊



