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塔ノ岳・表尾根縦走レポート|クマ鈴は逆効果?「爆竹」を試した結果をモデルが解説
2025.11.18
今回は、神奈川県・丹沢エリアのヤビツ峠から塔ノ岳を目指す表尾根縦走コースに挑戦しました。距離は約14km、累積標高差は約1,200m、参考コースタイムは約8時間というロングルートです。以前から歩いてみたかったこのコースを、紅葉の季節に歩いてきました。今回のテーマはもう一つ——最近ニュースで増えているクマ対策。クマ鈴に加えて「爆竹」を持参し、実際に試してみました。その結果や使い勝手も含めてレポートします。
コースタイム・距離・標高差は目安です。最新の登山道・交通の状況やクマ出没情報は、お出かけ前に各公式情報で必ずご確認ください。
コース概要:ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉
今回のルートは、ヤビツ峠バス停からスタートし、二ノ塔・三ノ塔を経て塔ノ岳へ。下山は長い大倉尾根を下って大倉バス停へ抜ける縦走です。登りは約1,200m、下りは大倉側が低いぶん約1,400mと、登り以上にしっかり下ります。久しぶりの登山だったので、コースタイムを意識しながら歩きました。
ヤビツ峠のバス停から登山口までは、車道を20分ほど歩きます。ちょうど関東は紅葉の季節で、山が色づき始めていて、歩いていてとても気持ちのいいタイミングでした。真夏は暑くて来られなかったコースなので、涼しくなってからの再訪です。
急登の洗礼と、二ノ塔からの富士山
登山道に入ると、入口にいきなり「クマ出没注意」の看板。少し緊張しながら、声を出しつつ進みます。表尾根は、のっけから急登の洗礼を受けるルート。久しぶりの体には堪えますが、登るほどに展望が開けていきます。
二ノ塔まで上がると、富士山がきれいに姿を見せてくれました。三ノ塔へと続く稜線は、ポイントごとに絶景が現れて、登っていて本当に楽しい区間です。富士山を眺めながら歩けるのは、丹沢・表尾根ならではのご褒美です。
【検証】クマ対策に「爆竹」は有効?
今回いちばん試したかったのが、クマ対策です。最近、「クマ鈴はかえって人の存在をクマに知らせきれない、もしくは逆効果になる場合がある」という話を耳にすることが増えました。そこで、クマ鈴だけに頼るのではなく、より大きな音が出る爆竹を持参して、実際に鳴らして使い勝手を確かめてみました。
動画では、その音の大きさや、いざというときに鳴らせるかといった現実的な使い勝手を検証しています。結論から言うと、音による対策は「これさえあれば絶対に安心」というものではありません。大切なのは、複数の手段を組み合わせて、まず人の存在を早めに知らせること。鈴・声・爆竹などを状況に応じて使い分け、出没情報のある場所では特に慎重に行動するのが現実的だと感じました。クマ対策に正解は一つではないので、ご自身の山域や最新情報に合わせて備えるのがおすすめです。
塔ノ岳山頂と、長い大倉尾根の下山
山頂に近づくにつれて体も少しずつ慣れ、塔ノ岳の山頂に到着。山頂からの富士山の眺めは格別で、富士山を見ながらおにぎりを頬張る時間は最高でした。山頂でのんびり過ごし、水分補給も済ませて、いよいよ下山です。
下りは、丹沢名物の大倉尾根——通称「バカ尾根」。ひたすら長く続く下りで、後半は足がガクガクになるリアルな下山でした。それでも、帰りの大倉尾根から左手に丹沢の山々を眺めると、「さっき自分が登った稜線だ」と分かって、土地勘や山のつながりが見えてくる感覚があり、それも含めてとても充実した縦走でした。
まとめ
ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉の表尾根縦走は、急登あり・絶景あり・長い下りありの歯ごたえのあるロングコース。紅葉と富士山の景色は素晴らしく、体力づくりにも最適なルートです。一方で、クマ対策はこれからの登山でますます大切になるテーマ。鈴・声・爆竹などを上手に組み合わせて、安全第一で山を楽しんでくださいね。


